泣き方がわからない(コロナ禍での葬儀と相続)

[日記・個人ブログ]

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42件のファンレター

コロナ禍により葬儀が簡略化したために泣けないとかではありません。泣けないのは自分の性格によるものです。エモが不得意なのです。創作はリハビリの一環かもしれません。みなさんもそうですよね? 過剰や欠落を抱えているから創作をしたり読んだりしているんですよね? 違う? 失礼しました。

ライブ感覚で投稿しているため、手続きについて適宜修正を加えています。

ファンレター

完結おめでとうございます!

「憧れの注文住宅と恐怖の方位気学」と「泣き方がわからない」、両エッセイとも完結おめでとうございます^^ 最終話の「見送り」というキーワードに、佐久田さんのやさしさを感じました。第2話で、大泣きするお母さまや妹さんと、ジワッときただけで涙がこぼれないご自分を対比されていたのが、印象的でした。人前で泣けないからと言って、悲しみを感じていないわけではないですよね。
1月から始められて5カ月かけで完成されたこのエッセイが、まさに佐久田さんの「喪」の作業であり、お父さまの死と向き合い、義父母の死を思い返す「喪」の期間を過ごされていたのだなと感じました。
母の実家を整理するとき、母自身が長期入院と手術をしていたせいで、長い時間と手間がかかったのを思い出します。不動産の売却が済んだ後も、持ち帰って来たタンスの中身(母にとって何が大事が分からないのでとりあえず全部持ち帰ったんです)を、退院後に母が一つ一つ見て、写真アルバムや着物などを手元にのこして、最終的に全部処分していました。残すものを残し、捨てるものを捨て、ようやく何年もかかった「喪」の作業が終わった気がしました。
佐久田さんのエッセイを通して、自分のことも振り返る機会となり、時には超常現象の話題でクスッとさせてもらったり、愛情と親切についてしみじみと考えさせられたりしました。素敵な作品をありがとうございます。次回作も楽しみにしていますね!

返信(1)

mikaさん、いつもきめ細かな温かいコメントをありがとうございました。mikaさんのコメントは本当に色々考えさせられて参考になりました。mikaさん、実家の片付け大変でしたね。『喪』の作業期間は人それぞれなんですね……。
途中思いがけず父だけで無く、義父母のことにも触れることができ自分の気持ちも整理がついて、仰るとおり確かに“『喪』の作業”を終えることができたような気がします。連載中はみなさんに共感していただけて嬉しかったです。最後の部分はmikaさんの優しさを感じて本当に胸がいっぱいになりました。感謝です!