サヨナラはいつもの場所で

僕たちの広場は上級生によって奪われた。そして、その日から僕らの戦いが始まった。
今、最後の決戦が幕を開ける。
前後編です。

小説家になろうから転載、一部修正(PN鳥野 新)

ファンレター

すごい作品!

すごい作品を読ませていただきました!
前編のノスタルジックな、原っぱでの男の子たちの熱い戦い。それが後編の途中から、いきなり「ええ?」という感じで(私は読む前にあまりタブを見ないので、衝撃でした!)、あとは一気にラストまで!まさにあの源義経の戦法そのもののような鮮やかな読後感でした。
とにかく、最初から見せ場、見せ場の連続で、そのままラストまで息もつかせぬ展開。ストリーテラーとしての不二原さんの手腕を堪能させていただくと同時に、「僕」と「碧」のあの関係!きゃー、素敵(うっとり(*^^*))。悪役の少年も決して「悪人」ではなく爽やかで、胸が熱くなりました。行を開けた書かれてた最後の一行「さあ、●●●へ!」、ルビも含めて読むと、なんだか元気と勇気が出てきて、●●●をそんなに恐れる必要はないのかなと思えました。

返信(1)

 うわ~、過分なご感想をいただき恐縮です~~(汗)。穴があったら入りたいっ。実はこれはあまり先を考えずに書いた話で、碧のトリックだけを使いたいなと思いながらとりあえず書き始めました。(僕と碧の、んふふなくだりは書きたかったので最初から入れてました)最後のくだりは本当に書き始めてから思いついたかんじです。
 南乃さんのお話は、細部まできちんと構築されていて、文章や言葉ののひとつひとつの知識と吟味がされていて凄いなあと思います。アクションシーンも張り詰めた空気が伝わってきてかっこいいし。ちゃらんぽらんな自分が恥ずかしい……。
 南乃さんのエッセイやいろいろなシリーズを読むのが楽しみです。ご感想ありがとうございました。