ファンレター
切々と、じんわりと――よかった~!
SFともファンタジーともつかぬ不思議な設定に戸惑いながらも、繊細な狼の苦悩、狼に向ける赤ずきんの真摯な思いが伝わってきました。
奇妙な世界の枠組みの中に、現実世界の不変的な悲しみが浮き彫りになって、これは物語ではなく、今の私たちに直結する苦悩だという思いにかられました。抗いながらもなんとか物語を完結させようとする人々の困惑と、そして悩み抜いた末に行き着いた境地。
私は、12話の、『「狼なら狼らしくしろ!」 ずっと僕の心に、突き刺してきた想い。そのものだったから』~16話辺りの展開が好きでした。矜持を持った赤ずきんの言葉、そして、手探りしながらも再度の挑戦をする狼。……心にぐっとくるものがありました。そして20~22話はもう、切なくて、じーんとしました。
なんだか静かな勇気がわいてくるような読後感、よかった~!
返信(1)
不二原さん、ファンレターありがとうございます。前回に続き、とても嬉しいです。
12話からの後半は、この作品に込めたいと思っていたテーマを詰め込んだ部分なので、お気に召していただいたこととても励みになります。
次回作、及び現在執筆中の『大きな幸せの木の下で』もゆっくりと更新していくつもりですので、少々お待ちください。
頑張らせていただきます!
12話からの後半は、この作品に込めたいと思っていたテーマを詰め込んだ部分なので、お気に召していただいたこととても励みになります。
次回作、及び現在執筆中の『大きな幸せの木の下で』もゆっくりと更新していくつもりですので、少々お待ちください。
頑張らせていただきます!