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偽典シリーズ、解題!
tanutanuさん、ありがとうございます。「いつか、少し変わったるるせくんが皆と再会する話」を、書けたらなぁ、と作者自身も思う次第であります。「面白かった」と言ってもらえて、作品のキャラクターたちも喜んでいます、絶対(正直に喜ぶ連中じゃないですけどね:笑)! 苺屋かぷりこの造型については、かなり考えました。ほかの作品(抹茶ラテの作法と実践シリーズ)の、空美野涙子というキャラクターとの対比を、今、考えています。口調だけだと、似ているので。なにを話しているかというと、偽典の『エピローグ』の話です。今、次回作を考えているところでして。シリーズが途中になったままだったぁぁぁ! というわけです。それはそうと、偽典シリーズもまた、恵まれた作品になったと、自分では思っています。楽しんで書けました。書きぬきました。実は、もっと続けるか、かなり悩んだのですけどね。
さて。解題のお時間です。斬鬼鍾馗の繭は、神楽の『鍾馗』が元ネタでした。鳴釜の夢枕は、『雨月物語』の、『吉備津の釜』が元ネタ。火宅二枚絵草子は『曾根崎心中』が元ネタ。蝉丸ヶ庵は灯火暗くは『蝉丸』から。鵺の鳴く夜に蜘蛛の網目は能の『鵺』からです。天鼓の舞楽に六道輪廻の夜半楽は、同じく能の『天鼓』から。そういう出典になっていました!
次回作に向けて、頑張ります!!
ご愛読ありがとうございましたあああああああああ!!!!!!
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