道標の烏 ~京大今昔物語~

作者 門目伍郎

[健康・医療]

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ミノルは帝国大学で学ぶ医学生。その学友である四郎は、美人女学生・亜矢子とミノルの関係をよくからかう。ミノルと四郎は思ったことを言い合う気の置けない親友だった。やがてミノルは亜米利加のコルンビア大学に留学する。留学先の原子核物理学の教育現場で、その将来的用途について教授フェルミルと学生ジンスが対立するのを目の当たりにする。人間は核エネルギーを手にしたとき、それを創造の道具とするのか、破壊の兵器とするのか。やがて亜米利加から帰国したミノルと四郎もそれぞれの先端医学技能を正反対の方向へ使い出す・・・

ファンレター

科学について

ファンレターを失礼いたします。

こちらの作品は、実在の人物を思い出させ、恋愛要素も絡めながら、
医学を始めとする科学への期待と、その裏に必ず存在する危険性をしっかりと指摘された
読み応えのあるものだったと思います。

京都が主な舞台ということで、やはり憧れますね。
伝統の都ですが、学究の地でもやはりあるなあ、と思います。

有り難うございました。

返信(1)

ありがとうございます。
そう言っていただけるとうれしいです。
ご指摘の通り歴史上の人物も織り交ぜて書かせていただきました。
お分かりいただけて幸いです。

今は京都から離れてしまいましたが、とても良い所です。機会がありましたら一度訪れてみてください。
現代もまた大変な時代となってまいりました。
拙著に込めましたように、病や紛争による悲しみが世界から一つでも無くなることを願っております。
村山さんも新型コロナ等には十分気を付けて、文筆活動頑張ってください。      門目伍郎