密室灯籠

[学園・青春]

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24件のファンレター

「誰かの記憶には残っていたいからさ、書き残しておくよっ!!」
 これが僕の〈私小説〉。
 私小説とは、ほぼそのままのことを書く小説のこと。昔、僕が駆け抜けた日々を綴ったよ。  
 ハイデフなフリーキーフロウで、響けバイブス!!

表紙はくめゆる先生(@kumeyuru)に描いていただきました!!

ファンレター

渾身の物語

るるせさんの渾身の物語を、心して読ませていただいています。
血みどろになって、吐き出して、言葉にして、作品にして、作家という生き方はこんなにも鮮烈なのだと胸を打たれています。
ありがとうございます。

返信(1)

この小説が、純文学を書いてきた(ブランク十年間ありますが)僕の、総決算になりそうです。純文学の花形にして難易度と迷惑度がメーター振り切っている〈自叙伝的私小説〉を、この文章量で書くのは、これからのことを考えると、もう、ないような気がします。出来るだけエンタメしようというのと(基本的には)一話完結式にしようという縛りとで書いていて、濃密な執筆時間を過ごしています。とはいえ、三浦しをん先生の講座に去年参加したら「時系列をシャッフルする小説は書きやすいからダメ」という内容を仰っていたこともあり、第二部はある程度時系列に沿いながら進んでいます(現在=メタ視点から書くのでその限りではないですが)。ぶっちぎりで「書いたらアウトではないかな」という内容を書くこと。毒にも薬にもならないのは小説として牙を抜かれてクソつまんなくなりがちである、という純文学硬派の哲学を体現すべく、血反吐を吐き出しそうになりながら書いていますが、必ず書き上げますので、これからもよろしくお願いします!! 哲学と言えば、そういう意味ではこの『密室灯籠』が、『文芸部は眠らせない』という、高校生が部室でブンガク談義しているだけ、っていう連作長編の〈実践〉になっている、と考えると、いろいろ繋がっているのかもしれないです。文芸というよりブンガクとして僕自身はこの作品を位置づけているので、期待していてください。「見せ場」の回は、まだまだ出てくる予定ですので!! しおむすびさん、いつも勇気を与えてくれてありがとう!! 僕、最後まで駆け抜けてみせます!!