ファンレター
第59話、60話、興味深く読ませていただきました。
漫画が更新されてすぐにTwitter上で話題になる、というのは漫画家冥利に尽きるのでは、とわたしなどは思ってしまうのですが、そうですか。ゆで先生は苦々しく思っていらっしゃるのですね。
読んでいないのに内容がすべてわかってしまうような完全なネタバレはもちろん論外ですが、全面的にスクショ禁止とは、また徹底していますね(^^;)
「ネタバレに抵触しない感想はけっこうムズい」という佐久田さんのお言葉、ほんまそれですよね! わかる~。
ネタバレ回避のために脳内で奔走するあまり、当たり障りのない、毒にも薬にもならないような無味乾燥な感想を送ってしまうというジレンマ。
本当ならもっと「ここのこれが良かった」とか「この展開まじ胸熱」とか、心の赴くままに熱く語りたいのに! ってなっちゃいます。
物語は消費されるのでしょうか?
読む時間だけを考えたら「あんなに描くの大変だったのに、たった5分で消費されるなんて」と考えてしまうかもしれませんが、そのあと、読者の心のなかにはなにも残らないのでしょうか。もし少しでもなにかが残って、それがさまざまな形で熟成されていくのなら、読者のなかで物語は生きているといえるのかもしれない、などと、詭弁かもしれませんが、わたしは思ったりします。
作家さんご自身が「自分の作品が消費される」と感じているのなら、それは確かにしんどいだろうなとも思います。
好きな作家さんや漫画家さんを応援する気持ちでネット上で情報を拡散したのに、それがかえって迷惑をかけていた、なんてことになってしまうと、ファンとしてはガチでへこみますよね……。
感じ方は人それぞれなので、難しい問題です。
佐久田さんのエッセイ、いつも楽しみにしています(*´ω`*)
返信(1)
そうなんです、私もそう思います、0時に待機して即座に読んでTwitterで楽しく感想を共有するファンたち……漫画家冥利に尽きる話ではないかと私も思いました。
端折ったのですが、ゆで先生に追随する形で編集部も「スクショ、ネタバレ行為には法的手段を講じることもある」と声明を出してしまい、大ごとになり……。
WEB読者の方が多いように感じるので、悪手だったかな、と。楽しみ方は時代とともに変化しますもんね。
それと、「一生懸命書いたのに」というのは、プロならあんまり言わない方が……とも思いました。
それに、そうですよね!消費されるだけじゃない、心に残ったから次回も読むのだし、ふと折に触れ思い出すことってありますよね。
「感じ方は人それぞれ」本当にそう思います。(表現の仕方も人それぞれ……)
私の桐乃さんへのファンレター、ほとばしる感情を抑えられずに書いているようなところがあるので、勢いでネタバレしていたら(していると思うけど)すみません(>_<)
共感していただき嬉しいです、ありがとうございました(*^^*)