蛍の車輪 仙千代ものがたり【1】

[歴史]

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4件のファンレター

 「儂のところへ来るか?」……信長と出逢い、
少年 仙千代の運命の車輪が回り始める。
 切ない愛を胸に秘め……

 信長の謎の寵臣、万見仙千代。
安土城家臣団屋敷に於いて最大規模の邸を与えられ、
信長の最側近として、
八面六臂の活躍が『信長公記』に数年間、
記されています。
 『信長公記』同様、
やはり第一級史料とされる『興福寺文書』には、
「万仙(万見仙千代)ハ一段信長殿儀ヨシニテ」とあり、
信長の仙千代への寵愛が日誌に記述されています。
 出世街道を突っ走り、
若くして散った万見仙千代。
 物語は、謎多き仙千代の青い時代を、
史実と妄想でエロティックに描いています。

 純愛、嫉妬、叶わぬ想い、友情、その先の死……

 明日をも知れぬ戦国の世を必死に生きる……
仙千代の青春が熱く悩ましく、燃えたぎる!

 12才で岐阜へやって来た仙千代が、
様々な経験を乗り越え、
大人の世界の入り口に……。
 成長を見守るように読んでいただけたら嬉しいです。

(戦国時代が舞台ですので、
倫理、道徳、社会制度が今とは異なっています。
現代とは違うモラルで成立していた社会での物語として、
受け容れてくださると助かります。
 濃厚性描写が含まれる頁にはタイトルに、
*を付けてあります。
御都合次第で飛ばしてお読みください)

 


ファンレター

純粋で可憐

まだ幼い仙千代を堪能させていただきました。美少年の仙千代に<はなのした>を伸ばしている信長が新鮮☆天下布武に向けて、茨の道が待ち受けていますが、主君を信じて進んでいくお小姓たちが愛おしいです。信重との関係はいかに?!第一部は神ががったような、怒涛の更新でしたね。第二部も楽しみにしております。

返信(1)

初心者の拙い小説にお付き合いいただき、
感謝の気持ちでいっぱいです。
信長は若い時代の小姓、後の丹羽長秀を格別に大事にしたように思うのですが、
歳をとってからも長秀は美爺なんですよね。
だから女は後家、男子は美形が好きだったかな、と(笑)
書いていても、命に対する感覚が現代日本と余りに違い、
戸惑うことが多いです。他サイトではもう少し先までアップしてあるのですが、
NOVEL DAYSの落ち着いた雰囲気が気に入っています。
おぼろつきよさんの新作も楽しみにしています。
すべて完成度が高く、惚れ惚れする美文と人物の魅力に引き込まれます。
榧丸君の青春編、読みたいです♡純朴で真っすぐな榧丸君、大好きです。