虐殺の法則

作者 TamTam2021

[社会・思想]

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1件のファンレター

まさか二十一世紀の今、こんなことが世界で起こるなんて。
誰もがそのような想いでロシアによるウクライナ侵攻の映像を日々見ていることでしょう。
なぜ、このようなことが起こるのか、軍隊の持つ本質からそれを考え、どのようにしたら
人類はこのような虐殺の法則から解放され、すべての人が生きるに値する人間らしい生活を
送ることが出来るのか、今の日本への危機感とともに私なりに短い文章にまとめてみました。

ファンレター

世界がひとつになるために

久々のご投稿、嬉しく思います。穏やかな筈の春ですが、不穏な世の中を憂いている人達は大勢いることでしょう。いつまでも続くコロナ、そしてウクライナの人々のことを思うと辛く、悲しく思います。早くこの戦争が終わって、ウクライナに平和が戻って欲しい。虐殺の法則を止めるには軍隊を持たないこと、世界連邦を作ることなんだとTamTam2021さんの考えに納得させられました。力に対して力で抑え込もうとしても一時しのぎでしかなく、そこから憎しみが生まれ、負の連鎖を止められません。この惨たらしい現実を見たくない、自分とは関係の無いものにしてしまいたい、自分に都合の悪いことは捏造だと思いたい。私達は汚いものに蓋をするようにしてきました。目を背けて来た過去の過ちを認め、反省し、そこから学ばなければ歴史は変わらないのではないでしょうか。TamTam2021さんは度々、宮沢賢治の詩に触れていらっしゃいますね。『世界がぜんたいイーハトーブへ』という投稿作品を思い出しました。ほんとうの幸せを求めるのなら、今回のことも他人事とは捉えずに、自分の頭で考え、周りに流されずに真剣に取り組まなくてはいけないのだと思いました。考えるきっかけを与えて下さってありがとうございました。

返信(1)

素晴らしいコメントありがとうございました。どんなにテクノロジーが発達してドローンや殺人ロボットが登場しても最後は人間どうしの生々しい殺し合いが戦争の本質だと思います。人類がこんな野蛮から抜け出すにはやはりみんなで軍隊を放棄して世界連邦を作ることだと思います。人間の本質はそんなに変えられるものではないので、国際社会のシステムを劇的に変えて少しでも多くの人が人間らしく平和に暮らせる世界に一歩ずつ近づけるのが人間の叡智ではないでしょうか。パンデミックで苦しむ今の世界でさらに戦争を引き起こす人間の理性とはいったい、何なのでしょうか。人間の理性はむしろ野蛮へと退化しているのではないでしょうか。日本国内でも格差や貧困、差別や憎悪などが渦巻いています。でも、私たちは決して諦めてはいけないのだと思います。こういった目を背けたい問題を自身の問題として正面から考えることが第一歩だと思います。本当に私も微力で情けないのですが、これからも考え続けて行きたいです。いつも温かい応援ありがとうございます。感謝しております。