文芸部は眠らせない

[学園・青春]

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文芸部で珈琲やお茶を飲みながらブンガクを語る。これは、そんな彼らの日常のお話です。

ファンレター

聴いてみたいなぁ。割と本気で

紫雀さん > 小説をつくるときは「小説を書き始めるための努力を開始した年プラス執筆日数」が、本来の執筆時間という言い方もできます。つまり、紫雀さんは、書き始めて3年とプロフには書いてあるけど、読み専の頃のその10年の結晶が、書いている小説の始まりでもある。アートには「ハイアート」と「ロウアート」があって、ロウアートは「大衆文学」に、ハイアートは「純文学」に相当します。ハイアートは技術以外に一定の教養が必要で、その勉強が必要になり、ロウアートは職人技、巧みの技術の習得が必要となります。また、コンテンポラリー(同時代)アートという、評価が定まっていないジャンルもあるのです。ウェブ小説は、そこに分類されるかも。と、いうことで、書くために本気で読書したという逸話を読み、あとは「実践あるのみだぜ?」と思いますね。紫雀さんの作品は、(メタ情報として)作者の成長も見ることができて、読むとその成長速度に、感心してしまいます、いつも。すごいよね、紫雀さんの作品。500文字って言ったら太宰治も一日で同じ文章量くらい(原稿用紙2、3枚)だったので、気にすることはなくて、〈続けて行く意志と、いつかは完結させて、未完にしない〉ことが重要だと思います。とはいえ、僕の古い知人は10年以上の間、1作品をウェブでずーっと書き紡いでいて、今も作品は続いています。そういうのも、ありな世界です。僕は一日、時間があれば一万文字以上は書けます。『文芸部』に関しては、一話一話に仕込んでいくスタイルなので、一万文字は、難しいですけどね。紫雀さんの10年間の読み専時代の話、聴いてみたいなぁ。割と本気で(笑)。

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