ブックエンド

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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10件のファンレター

読書日記チャットノベル版です。
小説・エッセイ・漫画、すべて一緒くたにしてお送りします。
気まぐれ更新になるかと思います。のんびりお付き合いいただけると幸いです。

ファンレター

第3話『推し、燃ゆ』宇佐見りん

『推し、燃ゆ』という作品、たぶん tree で取り上げられていて、図書館で予約しようとしたらものすごい予約待ち人数で断念しました。3桁超えていたと思います。
桐乃さんのブックエンドを読ませていただいて、改めて強く興味が湧き、再度予約しましたが、今も35番目でした。(ちなみに『信仰』は、現時点で43人待ち中24番目です)

私も一応推しがいる生活で、あかりさんのようにファンの鑑にはなれませんが、そうなれるならなってみたい気もします。でも、逆に言えばそうならなくてもいい状態なんだな…とも思いました。

推し活のことを芥川賞を獲得するどんな内容で書かれているのだろう…と、単純な頭で興味がわききらずにいたのですが、桐乃さんのレビューを読ませていただいて俄然興味が湧きました。
そういうことだったのか……。

そして、小手鞠さんの絶妙なあいの手が気持ちいいです。
『おいしいごはんが食べられますように』とリンクする部分もあるのですね。
とにかく読んでみたい気持ちがムクムク湧くレビューをありがとうございます!

返信(1)

しおむすびさん、お読みくださりありがとうございます。
お返事が遅くなってすみません。昨夜はうっかり寝落ちしてしまいました(>_<")

あ、treeで紹介されていましたね! えー! そんなに予約待ちだったとは(驚)
そして現在でもまだそんなに予約が入っているのですね。すごい人気……。
『信仰』は、村田沙耶香さんの著書でしょうか。わたしも読みましたが、すごい衝撃的でした。おすすめです~。

「ファンの鑑」という表現を用いましたが、あかりの推し活はほかのすべてを犠牲にして成り立っているような状態なので、普通ではないし、鬼気迫るものすらあります。
それでも、彼女はいわゆる「ガチ恋勢」ではなく「有象無象のファンのなかのひとりでありたい」という立ち位置なので、そのあたりの線引きは意外としっかりしていて。
推しと繋がりたい、自分の存在を認識してほしいといった欲求はなく、推しの見ているものを知りたい、彼の考えを理解したい、という方向性なんですよね。
本当に、彼女の背骨というか、心の支えとなっていて。そういうところも含めて、もはや推しというより信仰のように思える、とわたしは感じました。
ぜひ、しおむすびさんのご感想をお聞きしてみたいです(*´-`)

小手鞠の合いの手(毒舌?)を気持ちいいといっていただけてうれしいです(*´∇`*)
いつも温かいお言葉をありがとうございます(*^^*)