神さまとクソゲーと説明書

作者 架神恭介

[社会・思想]

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3件のファンレター

大規模MMORPG「人生」を運営中の神Aの元に、上司の神Bが苦情の束を持って怒鳴り込んできた!
「人生」があまりにクソゲーすぎて、プレイヤーから神への苦情や嘆きが殺到しているというのだ。
ゲームの目的もシステムもあまりにも不透明だと責められた神Aは、しぶしぶながらゲームの説明書を作ることにする。

「……ったく、このゲームは目標設定自由、攻略方法自由の圧倒的自由度がウリだってのに」

おお! ゆとり教育の弊害はここまで来たか!!
圧倒的ゲーム脳の著者がお送りする、人生とゲームの積極的混同会話劇!!


画像提供:Blok Glo,Sam Sword

ファンレター

メタ作品は大好物です

我々が生きている世界は、実は神様が開発した「人生」というゲームだった…
この手のSF的作品は大好物ですw

昨年のTEDでも似たような発表があって、テーマとしても非常に旬かなぁと思ってます。

【参考】
 ・この世界が仮想現実であることを示す証明式 https://www.youtube.com/watch?v=nv7WQqJLru0
 ・この世界が仮想現実であることを示す証明式(続き) https://www.youtube.com/watch?v=Ftpz8mQiYnQ


現状の話でちょっと違和感を感じる部分があったのでその指摘を少々。

>「この『寿命リソース』→『お金リソース』の変換がゲームの基本となります。……って、こんなこと、書かなくてもみんな分かってると思うけどなあ」

と神Aが説明されてますが、お金という道具は種族「ホモサピエンス」が異なる価値を交換するために自ら発明したものであり、神が開発して『人生』というゲームに実装したものではありませんよね。
そういう神レベルな自由度の高さのウリが『人生』というゲームでしたよね。

指摘は以上です。今後の展開を楽しみにしております。

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