桐一葉

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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梧桐一葉落天下盡知秋

(アオギリの一葉が落ちて天下の秋を知らせる。)

ファンレター

39話『しあわせは食べて寝て待て』

桐乃さんのエッセイを読んで、このマンガのサンプルを見に行き……思わず引き込まれました。
主人公の病名は作中で明かされるのでしょうか? この作品、常々、私が頭の片隅で怖れていることが描かれていたのです。現在、自分はなんとか仕事に行けて生活ができているけど、もし病気になってしまったら、生活が一変してしまうだろうな、という恐怖。
恐らくバリバリ仕事をしていたであろう主人公が、難病により会社でのパワーバランスが崩れてチクチクされてしまうのが、とてもリアルで。病休していた主人公をフォローしてきた同僚の気持ちも、少しはわかる。でも、桐乃さんが書かれた通り「それはだれしもが同じこと」。もしかしたらいつかは自分が、フォローされる側になるかもしれない。やっぱり人生に対して「謙虚」さは大切だな、と。

そして主人公は病気と寄り添い、身の丈にあった生活を始めるのですね。
薬膳……素敵……。お金は無くても心の持ちようで、工夫して生活を彩れる。
私もこの本注文してしまいました。絵もシンプルで味わいがありますね。そして生姜と蓮根おろして、野菜スープも今度作ってみようっと。(^_^)b

【追伸】桐乃さんのしゃべログ、2本立てだったんですね! 迂闊でした。読書日記もチェックしますね!

返信(1)

佐久田さん、お疲れさまです(*´∇`*)
わわ、サンプルを読んでくださったうえに購入していただいたなんて。興味を持っていただけてとてもうれしいです!
はい、主人公の病名はこのあと作中に出てきます。
わたしも聞いたことのある病名だったのですが、具体的な症状や、それが難病だということは知らなかったので「そうなんだ……」とためになりました。
そう、そうなんです。ちょっと内容に触れてしまいますが、麦巻さんはバリバリ働いていてマンションを購入する予定だったのに、この病気のため、その計画も流れてしまうことに……。
わたしもちょいちょい寝込んで仕事を休ませてもらうことがあるので、ほかの同僚たちへの申し訳なさとかいたたまれない気持ち、すごく共感してしまって。
「理不尽な扱いには立ち向かえる人間」だったはずなのに、それができなくなってしまうつらさ、想像するに余りあります。

わかります。佐久田さんと同じく、わたしもその不安はつねについて回ります。働けなくなったらどうしよう。猫たちと路頭に迷うことになってしまう、と。
先日の自転車での事故のときも、まず真っ先に、
「これでもし大きな怪我をしていたら仕事に行けなくなってしまう」
と、ガードレールと自転車に挟まれた状態で真っ先にそう考えていました(^^;)
諦めること、手放すこと、そして受け入れること。それらは決してマイナスではなく、次のステージへと進むための大きな第一歩なのだと思います。

薬膳料理って、なんだかもっと小難しいものというイメージがあったので、そんなふうに身近な野菜などから取り入れることができるんだ、と目から鱗が落ちました。
麦巻さんの倹しい暮らしぶり、とても好感が持てます。手放しで応援したいです。
あ、それと、日記の本文で触れるのをうっかり忘れていたのですが、このお話に出てくるひとたち、みんな、ことば遣いが丁寧なんです。だれに対しても、ちゃんと敬語を話すんです。それがすごく心地よくて。
それもあわせて「人生に対して『謙虚』さは大切」という佐久田さんのおことば、ほんとにそのとおりだなとしみじみ実感しております。

【追伸】
あっ、しゃべログの読書日記、最近はサボり気味であまり書いていないんです(。>д<)アワワ
もういっそのこと、読書日記も『桐一葉』に書くことにしようかなと考えていたり。そのうちしれっとこちらに合流するかもしれません(^^;)
興味を持っていただけてうれしいです(〃ω〃)
いつもありがとうございます!