ブックエンド
読書日記チャットノベル版です。
小説・エッセイ・漫画、すべて一緒くたにしてお送りします。
気まぐれ更新になるかと思います。のんびりお付き合いいただけると幸いです。
ファンレター
すごく楽しみな新連載がまた一つ増えました！
桐乃さんと「おっとりしているように見えて案外ドライ」な小手鞠さん（名前がかわいい！）
の、互いに名字を呼び捨てにする関係性がとても爽やかで、しかも軽妙なやりとりは初回から既に息もぴったりの名コンビという感じですね！
そして、初回にご紹介して下さったのが、朝香祥さんの『夏嵐(からん)』！
未読でした……このチャットノベルを拝読して、ものすごく読みたくなってしまったのですが、Amazonで調べたところ既に絶版、電子書籍もないとのことで、正に切歯扼腕という感じになってしまいました…^^；
額田王の物語は私は以前、井上靖の小説で読んだことがあるのですが、作者によって全然違う解釈やストーリーになるのが歴史小説の醍醐味ですよね。
大海人王子の秘密……うわあ、何それ、めちゃくちゃ気になっちゃうじゃないですか~><
次回の更新がとっても楽しみです~♪
あ、それから、松田青子さんの『おばちゃんたちのいるところ』、読了なさったんですね！
そうなんですよね、現代的な問題を扱った文学作品でありながら、同時にしっかりエンタメしてる部分もあって……私もあの、最初は別々の短編に見せかけておいて実は……というところ、山田風太郎にも負けない構成の妙だと思いました^^
『彼女ができること』……私もあれは刺さりました。『おばちゃんたちのいるところ』の中でも、あの作品は特にページ数が少ないんですけど、とても印象的ですよね。
弱い人に対して石を投げることを正当化するような「自己責任」という言葉、私もすごく嫌いです。現実の他人や社会が冷たすぎて、代わりにやさしくしてくれるのが……の存在というのが、心に沁みると同時に、たまらなく切なかったです。
それから、露子さんと米子さんコンビは、私も……嫌いじゃないです‼（笑）
『男の子になりたかった女の子になりたかった女の子』！私もこれ、タイトルがすごく気になっているんですが、読みたい本が「予約待ち」（？）状態で、まだ購入していないんです。桐乃さんはもうお手元に届いたとのこと、読了されたらまたぜひご感想を教えて下さいませ~^^
返信（1）
ひゃー、南ノさんにそういっていただけてうれしいです(〃ω〃)
小手鞠は、あの眼鏡におさげのおっとり少女風アイコンを見つけた瞬間に「(ブックエンドでの)うちの相棒はこの子や！」と天啓を受けたような気持ちになり、即決でした(*´-`)
女同士で名字で呼び捨ての距離感が好きで憧れます。
あわわ、Amazonで検索してくださったのですね。恐縮です～！
初回からいきなり絶版本を取り上げるという暴挙に出てしまいました。すみません(>_<")ｱﾜﾜ
どうにもあまのじゃくなため、どちらかというと好みがマイナー志向で、発売からしばらくすると市場から姿を消してしまうような作品ばかりに没頭してしまいがちなのです……。
絶版本率高めな読書日記になるやもしれませんが、どうか呆れずにお付き合いいただけますとうれしいです(*^^*)
井上靖さんの『額田王女』、お読みになったのですね。
「作者によって全然違う解釈やストーリーになるのが歴史小説の醍醐味」とのお言葉、本当にそのとおりですよね！
時代小説のなかにいろいろな大海人王子がいますが、この『夏嵐』の大海人王子がいちばん性癖に刺さりました(笑)
王子の秘密、話してしまいたいです……！ でもネタバレ……ああ悩ましいです～！(>o<")
松田青子さん、『女が死ぬ』でもそうでしたが、ごく少ないページ数でめちゃくちゃ心を揺さぶってきますよね。すごいです。
南ノさんも同じお考えと伺って、なんだかすごくホッとしました。いつからか「自己責任」という言葉を、世のなかのひとたちはあまりに安易に使うようになった気がして、それも明らかにそのとおりだという場合ならまだ良いのですが、この『彼女ができること』のような境遇のひとに対して投げつけるのは、ただの凶器だと感じてしまいます。
世知辛い世のなかです。
こういう不思議な会社がどこかにひっそりと存在していて、日夜、弱っているだれかを助けてくれていたら良いのにと、他力本願ですが、そんなふうに思います。
優しい気持ちになれるすてきな物語ですね(*´ω｀*)
露子さんと米子さんコンビ、強引なやり方がちょっと問題になっている、みたいな一文を読んだときに「あー、やっぱりそうだよね」と深く納得した次第です(笑)
『男の子になりたかった女の子になりたかった女の子』タイトルのインパクト、ものすごいですよね。否応なしに引き寄せられてしまいます(笑)
予約優先ですから……！ わたしも積ん読がなかなかの「予約待ち」状態で、このまま年を越してしまいそうな予感がひしひしとします(^^;)
松田青子さんの作品もそのうちこちらでご紹介したいと思いますので、のんびりお付き合いいただけますとうれしいです(*^^*)