早退届

[創作論・評論]

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18件のファンレター

旅に出よう、僕を殺すための旅に。


*表紙はPicrewさんでつくりました。

ファンレター

142話

るるせさん、こんばんは!
第142話のサウナのお話。
自分も、大好きで、やっぱり3セット。
窓の外のお写真も素敵ですね。

あ、あと、「水戸にてゴドーを待つ」で頂いた返信に、小澤征爾の水戸室内管弦楽団のお話がありましたが、そのCD、持ってます(笑)

モーツァルトの40番と協奏交響曲のそれで、水戸芸術館のライブ録音です。清く流れるようなモーツァルトで、気に入っています。
久しぶりに、聴きたくなりました。

花田清輝、安部公房のお話も、何か懐かしかったです。
村上春樹と小沢征爾の対談、面白そうですね。「宇宙よりも遠い場所」「やがて君になる」も、かなり気になりました。

チャットノベル、どこか抵抗があって、あまり読まないのですが、こちらのるるせさんの作品は自然に読めて、とても親しみやすいです。
サウナのお話以外にも、興味をそそられつつ、でもやっぱりサウナ好きなので、思わずレター、書かせて頂きました。

なんかすごい趣味に走った内容になってしまってすみません。

ほっこりさせて頂きました、どうもありがとうございます!

返信(1)

かめさん、こんばんわ!! るるせです!! 『ボクの音楽武者修行 』 ですよね、小澤征爾と言えば。外国語もわからないままで日本を飛び出すところから始まる自叙伝。未読でしたら、ぜひ!! そのうち、村上春樹の音楽本やらなにやらの話も気が向いたときに書こうと思っていますので、よければ、たまにこの『早退届』をお読みいただけると嬉しいです。
昔って、作家と批評家がタッグで語られることが多かったのです、花田と安部公房も、その図式に当てはまりますね。近くだと、中上健次と柄谷行人のタッグですね。
この『早退届』、ゆるゆるとお届けしていますが、作者本人があまり登場しないのは、ウィリアム・フォークナー『アブサロム! アブサロム!』においてのサトペンという、語られるけど出てこない裏の主人公、みたいな人物がいて、そのフォークナーの手法を採用しています。いや、ほんとに(笑)。
余談ですが、サトペンていう人物像から、中上健次『枯木灘』の浜村龍造というキャラは構築されています。
サウナ、良いですよねー。僕も大好きです。「宇宙よりも遠い場所」と「やがて君になる」に興味持っていただけて嬉しいです!! 今は、大人が観てもグッとくるアニメ、多いのですよ。
こちらこそ、ありがとうございました!!