令和三十年 〜アフターコロナの落語界〜 寄席は社会生活の維持に必要か?

作者 桂紋四郎

[SF]

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4件のファンレター

ファンレター

桂紋四郎さんへ

 実は私学生時代落研でした。
 今は東京に居ますが学生時代は関西に居て、上方落語を勉強していました。
 得意な演目は「菊江仏壇」、「立ち切れ線香」、「親子茶屋」等の艶者と、歌舞伎者の「蔵丁稚」。
 紋四郎さんからするとかなり年長です。
 紋四郎さんの師匠の3代目春蝶さんのお父さんの2代目春蝶さんが好きで、何度か高座も観に行きましたし、学生時代独学で「立ち切れ線香」を覚えた時のテープも2代目春蝶さんのもので、「親子茶屋」に関しては2代目春蝶さんの、そのまた師匠の3代目春団治さんのテープでした。
 青春時代の懐かしさが込み上げて来て、思わず読ませて戴きました。
 僭越かも知れませんが、この物語ですけど焼き直して是非新作落語にして下さい。
 それとその際関西だけでなく関東でも高座に掛けれるよう、シニカルな部分を生かして欲しいです。
 私としてはちょっぴりシニカルな処が好きです。
 自分も学生時代に枕を創作したり、新作落語を創作したりするのが大好きでした。
 但し少しシニカルに過ぎる処があり、関西で受け入れ難いと言われた事がありました。
 私は前々から上方落語が関東で受け入れられないかと思っていたのです。
 こちらには江戸落語がありますが、それとは別者としてアピールすればいいのにと思っていました。
 無論関西特有の「阿保」を前面に出したベタベタの笑いではなく、少しシニカルな笑いでないといけませんが、その点この物語なら関東でも受けそうな気がします。
 私は紋四郎さんの師匠のお父さんの2代目春蝶さんのシニカルな処が好きで、2代目春蝶さんの新作落語の「ピカソ」が大好きでした。
 あれは絶対機会さえがあれば関東で受けた筈。
 そしてこの紋四郎さんの物語には、2代目春蝶一門のシニカルなDNAを感じます。
 是非新作落語に焼き直して貰って、動画配信を御願いします。
 勝手な事ばかり一方的に申し上げ、たいへん申し訳ありません。
 今後も頑張って下さい。
 敢えて文字だけの小説投稿サイトにチャレンジされた事に、エールを贈ります。
 応援しています。
 
 

返信(3)

松平様

コメントありがとうございます。
先代の師匠がお好きだったのですね。私も非常に尊敬しております。
また「菊江仏壇」は、最も好きな上方落語の演目で、とてもシンパシーを感じます。
新作落語への焼き直し、とても楽しそうですね。
是非企画したいと思います。
今後もよろしくお願いいたします。

とても嬉しいコメントありがとうございました。
松平様

コメントありがとうございます。
先代の師匠がお好きだったのですね。私も非常に尊敬しております。
また「菊江仏壇」は、最も好きな上方落語の演目で、とてもシンパシーを感じます。
新作落語への焼き直し、とても楽しそうですね。
是非企画したいと思います。
今後もよろしくお願いいたします。

とても嬉しいコメントありがとうございました。
 はい。
 もし新作落語になったら本作を動画は勿論、是非アフターコロナに高座で楽しみたいと思います。
 とは言えこの時期高座に上がれない日々が続き、落語家さんにとって大変な日々が続きますが、上方落語は永遠に不滅です。
 紋四郎さんに於かれましても必ず高座に返り咲かれる日が参りましょう程に、お身体御自愛の上頑張って下さい。
 来る本作の新作落語の完成を楽しみに致しております。
 応援しています。
 頑張って下さい。