早退届

[創作論・評論]

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18件のファンレター

旅に出よう、僕を殺すための旅に。


*表紙はPicrewさんでつくりました。

ファンレター

270話

実はいつもこちらもチェックしていました。(とにかく、るるせさんのコンテンツは癖になるので、なにかしら摂取したくなるのです)
るるせさん、円城塔先生からの講評なんてすごいですね!! まるでラブレターの返事をもらうみたいにドキドキです。
フィリップ・K・ディックといえば、かの有名な『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は読んだはずだけど(ボケているから)中身憶えていなくて、なぜか『高い塔の男』は今でも印象に残っています。(好きな易経がテーマだったからかな、とにかく長かったけど)
『おねショート~Refrain~』あとで拝読させていただきます!

返信(1)

フィリップ・K・ディックの作品がのちに「ディック神学」なんて呼ばれることになったのは、発端は『高い塔の男』を書くにあたり、戦時中の日本やドイツのことを調べたことだった、とされています。ディックが思う仮想敵が、『高い塔の男』で決まってきて、それはなくなったかというとそうでもないと思ったんですね。そこからグノーシス主義やナグ・ハマディ文書なども考えた上で、牧師と知り合いになった(『電気羊』でアジテーションするグルとかのイメージのもとでしょうね)などがあって、それを考えると佐久田さんが『高い塔の男』を読んだのは、お目が高いというかなんというか。
僕の作品をいつもお読みくださり、ありがとうございます!! そうなんです、円城塔先生から講評をもらえることになり、もしかしたら寸評かもしれないのですが、楽しみで楽しみで。ラブレターの返信、ドキドキですぅ〜!!