蛍の車輪 仙千代ものがたり【1】

[歴史]

110

79,791

4件のファンレター

 「儂のところへ来るか?」……信長と出逢い、
少年 仙千代の運命の車輪が回り始める。
 切ない愛を胸に秘め……

 信長の謎の寵臣、万見仙千代。
安土城家臣団屋敷に於いて最大規模の邸を与えられ、
信長の最側近として、
八面六臂の活躍が『信長公記』に数年間、
記されています。
 『信長公記』同様、
やはり第一級史料とされる『興福寺文書』には、
「万仙(万見仙千代)ハ一段信長殿儀ヨシニテ」とあり、
信長の仙千代への寵愛が日誌に記述されています。
 出世街道を突っ走り、
若くして散った万見仙千代。
 物語は、謎多き仙千代の青い時代を、
史実と妄想でエロティックに描いています。

 純愛、嫉妬、叶わぬ想い、友情、その先の死……

 明日をも知れぬ戦国の世を必死に生きる……
仙千代の青春が熱く悩ましく、燃えたぎる!

 12才で岐阜へやって来た仙千代が、
様々な経験を乗り越え、
大人の世界の入り口に……。
 成長を見守るように読んでいただけたら嬉しいです。

(戦国時代が舞台ですので、
倫理、道徳、社会制度が今とは異なっています。
現代とは違うモラルで成立していた社会での物語として、
受け容れてくださると助かります。
 濃厚性描写が含まれる頁にはタイトルに、
*を付けてあります。
御都合次第で飛ばしてお読みください)

 


ファンレター

蛍の舞

二人の逢瀬シーンにキュンです「何にでも生まれ変われるとしたら・・・」仙千代の答えに胸ズギューンと撃たれました♥

返信(1)

ありがとうございます。

いまだ、基本は、田舎の垢抜けない少年、仙千代なので、
本人、どこまで分かって言っているかが問題ながら(笑)
そこをまた凸凹な魅力にできればなあと思って
書いてみました。

コメント、ありがとうございます。
おぼろつきよさんの端正な表現力には
足許にも及びませんが、褒めていただき、嬉しかったです(*´ω`*)