毛虫

作者 黒澤伊織

[科学]

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  私は、生まれたときから毛虫だった。比喩や例えではなく、毛虫であった。多くの兄弟と共に生まれ、共に育ち、ひたすら目の前にある葉をかじり、糞をひり出した。
  私が生まれた目的とは、何なのだろうか。そこに大いなる意識は働いているのだろうか。ふと、そんなことを思う時もある。一匹の毛虫の生命に焦点を当てた、短編小説「毛虫」。ご感想、お待ちしております。

ファンレター

ここまで。

ここまで毛虫の一生を小説として綺麗に描いた作品があったでしょうか。
文芸誌に掲載されてもおかしくない仕上がりです。