キリモドキ

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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42件のファンレター

日々雑記+読書記録その②です。
①の『桐一葉』は比較的まじめ路線でしたので、こちらは気楽に綴っていきたいと思います。

【キリモドキ】
ノウゼンカズラ科 キリモドキ属
《別名》 ジャカランダ、シウンボク(紫雲木)
きれいな紫色の花が咲きます。

ファンレター

ドキドキします

第6話「ひさびさの本屋さん」。
本を読んでいる人を見かけると、「何を読んでいるのだろう」とすごく気になってしまう私…。
ましてや桐乃さんが「ひさびさの本屋」+ネットで購入された本ということで、思わずドキドキしながら読み進めました。
私も最近はコロナ禍の影響もあり、ネットやkindleで済ましてしまうことも多いのですが、本屋さんをぶらぶら歩く楽しみは、やはり何物にも代えがたいものがありますよね!^^
目に飛び込んでくる美しい装丁、好きな作家の新刊を見つけた興奮…何より手に取って質感を確かめられるのがいいですよね。
一枚目の写真は、これは私の勝手な想像なのですが〝戦利品〟を前に満足げに微笑む桐乃さんのお顔まで見えてくるような気がしました(*^^*)
それから、あの猫ちゃんが…‼高貴なお姿なのに「まあ、撮らせて進ぜよう」的なあのサービス精神……と、尊い!!

今回、桐乃さんご紹介の本たち、どれも私の中の「読みたい虫」がうずうず蠢くものばかりだったのですが、特に『戦をせんとや生まれけむ』に惹かれました。
ちょっとネットで調べてみたのですが、梶原景時にスポットライトを当てた作品らしいですね。実は私は従来悪役とされてきた景時にとても惹かれるものがあって、その意味で桐乃さんの『天叢雲剣』に出てくる景時像もとても好きなのです^^

それから、松田青子さん。私は好きです。デビュー作の『スタッキング可能』や、世界幻想文学大賞を受賞した『おばちゃんたちのいるところ』とか、とても面白かったです。
桐乃さんがチョン・セラン『屋上で会いましょう』(これも、すごく読んでみたいです)について、「現代の女性の生きづらさ」と書かれていますが、松田さんの作品もそういうテーマを扱っていて、更にそれをしたたかなユーモアで包んで描き出すところに特色がある気がします^^

桐乃さんの少女漫画レビュー、noteの方で詳しく書かれるご予定とのことですが、そちらもすごく楽しみです~♪
ただ、猛暑の時期に加え、日本でもまたコロナ感染者が増えているとニュースで見ました。どうかご無理のないように、御身体にはくれぐれもお気をつけ下さいませ(*^^*)

返信(1)

南ノさん、ありがとうございます(*´ω`*)
お返事が遅くなりまして申し訳ありません。

あっ、わかります、わたしもです! 本を読んでいるひとを見ると「なんの本なんだろ」と気になりますし、ひとさまのお宅の本棚紹介とか、見るの大好きです~!
おっしゃるとおり、電子書籍はとっても便利ですし今や生活に欠かせないツールですが、本屋さんを訪れて実際に本を手に取って選ぶ楽しさはまた格別ですよね(〃ω〃)
今まで興味のなかったジャンルだけど装丁に惹かれて購入してみたり、という新たな出会いは、やはり実物を手にできる本屋さんならではの醍醐味だと思います。
あ、戦利品を前にニヤついていたの、バレバレですね(笑)
うちの猫たちは見た目はやたらと貫禄があるのですが、性格はヘタレで超ビビりだったりします(^^;)
普段あまり写真を撮る習慣がなくて、アルバムを見返すと思っていたより猫たちの写真が少なかったので、これからは隙あらば写真を撮って、こちらのほうにアップしていきたいなと思います(親バカですみません……)

わあ、南ノさんも梶原景時に好意的でいらしてうれしいです~!
はじめは平家側の人間として頼朝を追っていたはずの景時が、やがては頼朝第一の側近として源氏側の人間になったという流れはとても興味深いですし(元々は源氏の家人だったので、源氏→平家→源氏というのが正しいのかもしれませんが)、讒言により義経たちを陥れたという話も、本当にそうだったのかな、と思ってしまうのです。
若木未生さんの前作『われ清盛にあらず』は、清盛の弟(義弟)である頼盛が主人公で、平家の都落ちの際になぜか京都に置き去りにされ、壇ノ浦の戦いに加わらなかったため平家滅亡後も生き残ったという頼盛目線での清盛や、わずかですが頼朝や景時とのエピソードも描かれていて、すごく好きな作品なので、今作『戦をせんとや生まれけむ』もとても楽しみにしております。
『天叢雲剣』の景時もお好きだといっていただけて光栄です(〃ω〃)

南ノさんが松田青子さんをお好きだと伺って、ますます期待が高まります! しかも「したたかなユーモアで包んで描き出す」とのお言葉に、わたしこれ絶対好きだわ、と早くも確信を抱きました。
ご紹介くださった『スタッキング可能』『おばちゃんたちのいるところ』も気になるのでチェックしてみます。
「現代の女性の生きづらさ」というテーマはとても身近なものですし、ネットでルポルタージュや体験談などを見かけると、ついつい読んでしまいます。
こういった「今の社会の空気感」のようなものを文学として表現された作品が自分は好きなのだな、と今さらながら感じました。
『屋上で会いましょう』機会がおありでしたらぜひお手に取ってみてくださいませ(*´-`)

少女漫画のお話、わたしは『りぼん』『なかよし』『ちゃお』の3紙を毎月愛読していたのですが、なかでも『なかよし』っ子でした。雑誌の連載がコミック化したものもほぼ購入して読み返していたので、こども時代だけでも、講談社さんにかなり注ぎ込んでいたと思います(笑)
わたしがミステリー好きになったのはこの漫画家さんの影響だと思っているので、なるべくタブーには触れないように注意を払いながらnoteに書きたいと思います。
いつもあたたかいお言葉をありがとうございます(*´∇`*)

梅雨明けしたはずなのに、毎日ムシムシと蒸し暑い日が続いています。
台湾もやはりかなり暑いのですね。ご友人がおっしゃっていたという「蒸される包子の気持ちがよくわかる!」とのお言葉、すごくわかりやすくて想像してしまいました(^^;)
コロナと夏の組み合わせも、早三年め、でしょうか。
今年はまたとりわけ厳しい猛暑のようです。
南ノさんも、どうぞご自愛くださいませ(*´-`)