フレイグラント・オーキッズ！～香蘭の乙女たち～
時は昭和十一年春、所は横浜の名門基督教女学校――香蘭女学校。
一年生の春野こず枝は、五年生の小野寺房子さまが級友の林鏡華さんと〈エス〉の関係――つまり、〈姉妹〉の契りを結ぼうとする現場を目撃してしまう……。
フレイグラント・オーキッズ（Fragrant Orchids)――香り高き蘭の乙女たちの物語。
※〈エス〉というのは、〈シスター（Sister）〉の頭文字で、戦前の女学校風俗の一つです。
※表紙イラスト及び登場人物のキャラクター画像は、あままつ様のフリーアイコンを使用させていただきました。
ファンレター
妖怪と少女たち
魔神仔、怖いけどやっぱりユーモラスで可愛らしく見えてしまう……(笑)。ほんと、河童に似ていますね！
思わず『妖怪台湾』の本につけられた帯にも目が行ってしまいました。中国語は読めないのに、何を言っているかは分かってしまうという。漢字文化圏という壮大なものが、現実味を帯びて迫ってくるような感じがしました。三奈乃さんは日常的にこういう世界に触れているんだなあとしみじみ思います。
昭和初期の少女たちの悩みには、大爆笑！ こういう本音に近いものって歴史書には出てきませんよね。三奈乃さんのツッコミ方も秀逸でした！
返信（1）
つばめさん、ありがとうございます‼魔神仔って予備知識なしに見たら、まんま河童ですよね（笑）
それから…そうなんです！日本人は中国語が話せなくても、見るとかなり読めてしまうんです。仰るように正に「漢字文化圏」の威力ですよね！だから逆に、元々漢字を持たない欧米人で中国語マスターした人って本当にすごいと思うんです（でも、いるんですよ、イタリア人とかスペイン人で中国語ペラペラなんて人が＠＠）
あと、昭和初期の乙女の悩み…ほかにもいろいろな相談があって、興趣尽きないものがありました（*^^*）…やっぱりいつの時代も少女は――いや、人間って悩みのつきない生き物なんですね！
それから…そうなんです！日本人は中国語が話せなくても、見るとかなり読めてしまうんです。仰るように正に「漢字文化圏」の威力ですよね！だから逆に、元々漢字を持たない欧米人で中国語マスターした人って本当にすごいと思うんです（でも、いるんですよ、イタリア人とかスペイン人で中国語ペラペラなんて人が＠＠）
あと、昭和初期の乙女の悩み…ほかにもいろいろな相談があって、興趣尽きないものがありました（*^^*）…やっぱりいつの時代も少女は――いや、人間って悩みのつきない生き物なんですね！