優績者~とある男の保険営業風雲記~

作者 takumi119

[ノンフィクション]

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3件のファンレター

大学卒業後、ひょんな事より生保業界に足を踏み入れた男の物語。 見た目普通。口が達者……という事はまるでなく、寡黙で人見知りする性格。 営業向きであるかというテストがあるのであれば、間違いなく落ちる事であろう。

そんな男の生命保険業界での汗と涙の活動物語。 果たして生き残る事が出来るのか……?

一応ノンフィクションです。

ファンレター

営業マンサクセスストーリー!

ファンレターを失礼いたします。4話まで拝読しました。生保営業話の導入ということになると思いますが、新人の初々しいドキドキ感がよく伝わってきます。また、予告されているようにここから成果をあげていくという期待も読者に抱かせますね。

文中の修Sというのは、契約の種類かなにかだと思うのですが、どのくらいすごいのか分からないので、ご教授いただけると嬉しいです。

引き続き読ませていただきます。有り難うございました!

返信(1)

おぉ……まさかファンレターを頂けるとは……ありがとうございます! 保険営業というと生保レディや保険のおばちゃんが有名ですが、男性の営業も普通にいたりするんですね。その中で第一基盤(友人・知人・親族の事を指す)からの契約ではなく白地(第一基盤以外の契約を指す)から契約を取るという形での営業というのはこの業界ではレアな様子なので、自分の実体験を元にストーリーにしようかな~というのが始まりです。主人公は……今風に言うなら「なろう系かよ!」という程、成長していきます。こうご期待をば。

修S……確かに業界以外の人にはなじみなくて分かりにくいですね。これは某国内生保の仕組みで各社微妙に呼び方も違うでしょうが、大雑把に「死亡保障が高く掛け捨て率が高いもの程、数字は高くなる」と解釈して貰えればOKです。

例)死亡保障3900万(三大疾病やら各種特約てんこ盛り)……1.5件カウント修S1444万
  死亡保障5000万(同上)………………………………………2.0件カウント修S2022万
  終身保険1000万…………………………………………………1.0万カウント修S977万
  こども保険……………………………………………………… 1.0件カウント修S300万
etc...

でもって、件数×修S合計で計算されたものが成果報酬で、基本給に上乗せして支払われるというのが保険会社の給与の仕組みとなります。

ちなみに、年間48件以上の契約を取る人を「優績者」と呼び、多くの人にとっての一つの目標(憧れ?)になっていますかね。(大体このレベルだと年収600万くらい。年収1000万を超えるラインは目安で年間72件あたりから)

……ここら、あらすじに軽く書いておいた方が分かりやすいかもですね。ご指摘ありがとうございました!

今後ともよろしくお願い致します。