ファンレター
一気読みしました!
すごく面白かったです!
科学に統制された均整を保つこと、個性をなるべく排除して、平均化を求めたコミュニティの滑稽さ。
反面、自由競争のなれの果て。
帰還した地球の惨状は、私も『猿の惑星』を思い浮かべました。
自由競争社会と管理社会の対比として、色んな示唆に富む話だと感じました。
自由競争はエゴの巣窟、誰かが上手く統制して管理しないと、人間なんて自ら滅んでしまうのでしょうね。
でも、逆に言えば、滅ぶものは滅ぶ。
そういうアイロニックな風刺として、刺さりました。
決して管理社会や社会主義を賛美するつもりはありませんが、生き残ったのは人工惑星の人間ってところが、色んな受け止め方が出来て面白いです。
果たしてそれが幸福に繋がるのか?
正しい種の保全なのか?
いや、違うはず! と思いながら、考え込んでしまいました。
返信(1)
櫟さん、最後まで読んで下さり有り難うございます。
地球と人工惑星とを対比しましたが、どっちがいいとか悪いとか、そういうものではないつもりです。なので、そのように読み取っていただけたのは、作者的に嬉しいです。
いわゆる環境保護系の意見であれ、医療や他の技術の発展であれ、何も考えずに称賛し推進するのは考え直した方がいいんじゃないかなあ、という思いが常にあります。そうは言っても現代の先進国に生きる我が身。そこのジレンマは、きっとずっと続きます。だから逆に、極端な反対派も違うよなあ。とも。
落選で日の目を見ないはずの作品でしたが、こうして評価いただき有り難いです。
SF系も頑張ろうと思います。引き続きよろしくお願いいたします!
地球と人工惑星とを対比しましたが、どっちがいいとか悪いとか、そういうものではないつもりです。なので、そのように読み取っていただけたのは、作者的に嬉しいです。
いわゆる環境保護系の意見であれ、医療や他の技術の発展であれ、何も考えずに称賛し推進するのは考え直した方がいいんじゃないかなあ、という思いが常にあります。そうは言っても現代の先進国に生きる我が身。そこのジレンマは、きっとずっと続きます。だから逆に、極端な反対派も違うよなあ。とも。
落選で日の目を見ないはずの作品でしたが、こうして評価いただき有り難いです。
SF系も頑張ろうと思います。引き続きよろしくお願いいたします!