おねショート~Refrain~

某サイトの『日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト』参加作品で、『おねショート』のリライト作品です。
〈あらすじ〉
アナログなブラウン管式電脳世界で孤高の戦いを繰り広げているナズナ。アバターは青い園児服を着た幼稚園児。男子だ。ナズナは戦っているうちに、自分が〈監視対象〉だと知る。無心。空即是色。この世のすべては空である。感じろ。感じるんだ、この〈気味の悪さ〉を。押し殺せ、〈自分〉の〈心〉を! 殺した先に〈解放〉が待っている! ナズナがそう念じたとき、〈世界の終わりまで七日間〉の世界が口を広げた……。

ファンレター

あと七日で終わってしまう世界へ

あと七日で終わってしまう世界。なんという魅力的な物語の始まり……
「おねショタ」の形をかりたSF&バトル!そして、最後はやはり「愛の物語」ということになると思うのですが、
この「愛」がなんとも哲学的且つ思索的で……やっぱりるるせさんって天才なんだな、としみじみ思ってしまいました。

しかも、この作品について円城塔先生の講評がもらえるんですよね‼……す、すごすぎです~‼(五体投地)
芥川賞作家がるるせさんの作品をどう読むのか? なんだか私まで興奮してしまいます!(*^^*)

返信(1)

南ノさん、お読みくださりありがとうございます!! そう、「おねショタ」です!! SFというとサイエンス・フィクションと思いがちですが、スペキュレイティブ・フィクション (Speculative Fiction) ……日本語で思弁小説、と呼ばれるものがあって、それもSFで、僕はその系譜の作品が好きなのです。そして……円城塔先生と言えば、純文学と思弁小説の交点も描く作家……。今からそわそわしています!! 一緒に興奮していただけて嬉しいです!!
今、僕はちょうどインプット期間に入っていて、これがインプットとアウトプットの切り替えが出来ない性分でして。アウトプットに戻れないよー、と悩んでいたときにレターいただけて感謝です、文章書けなくなってしまったのかと不安でもあったのです。どうやら、僕は執筆、出来るらしい。返信を書いていて、それがわかりました。良かったぁ。これからもよろしくお願いします!!