夏を染めて

作者 mika

[学園・青春]

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6件のファンレター

第3回『NOVEL DAYS 三題噺バトル』で優秀賞に選んでいただけました。
【お題】浴衣、足跡、ベース
夏休み、古い木造の家へあそびに行く。
はるかは祖母がだいすきで……。

※表紙はAdobe Stockからまるまるさまの作品を使用させていただきました。

ファンレター

やさしさ

mikaさん、こんにちは。
mikaさんの作品には、いつも大きな、やさしさが込められていますね。いつも、読むたびに、感じます。
これを何と表現したらいいのか… 読後に、落ち着いて、微笑んで日常に戻れる、という感じです。

「ばばちゃん」の無言のやさしさ(きっと事情は知っていたでしょうに)。私室に呼んで、教えてあげる…。
そして、両手をぽんと打ち鳴らす。ぼくも嬉しくなりました。
はるかちゃん、その調子、その調子。

やっぱり、ぬくもった気持ちにさせて頂きました。
どうもありがとうございました!

返信(1)

かめさん、さっそくお読みいただき、どうもありがとうございます。
作中で、はるかちゃんは二つのミスをしています。
ひとつは師匠に見てもらうことより、写真を撮ってみんなに見せびらかすことを優先したこと。
もうひとつは用途に合わせた柄の配置を考えていなかったこと。
前者のミスは、はるかちゃん自身がいちばんよく分かっているので、ばばちゃんは何も言わなかったんです。
はるかちゃんが自分では気づけないミスだけを指摘してあげて、ステップアップにつなげよう、という指導でした^^

わたしの創作ものは、がんばりやさんとやさしいひとしかいないファンタジー世界(現実にありえないですよね!)になってしまうので、ものたりないなと思っていました。
どうもわたし自身、怒ったり悲しんだりという負の感情をストレートに表現するのを苦手としていてですね。
しかし、かめさんからの「読後に、落ち着いて、微笑んで日常に戻れる」というお言葉をちょうだいして、本当にうれしいです~^^
あたたかいはげましのお言葉を、心から感謝いたします!