取り残される不登校児

作者 りら熊々

[ノンフィクション]

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3件のファンレター

娘はかつて不登校児だった。社会から隔絶された場所で、息を潜めるようにして生きていたときがあった。不登校児が家にこもればこもるほど、友達は遠のき、コミュニケーション能力が低下して行く。そして、いつしか級友の影に怯えるようになった。
自立の道は遠く、果てしない。
不登校は、なぜ家族だけの問題として語られるのだろうか。
不登校の娘にとって、「自立」に必要なものとは何なのか。

ファンレター

感謝

ファンレター失礼いたします。当事者でないとなかなか理解できないお話を書いていただき、有り難うございます。お母様も大変なところだったと思います。しかしそこに留まらず、教師の方々への感謝がしっかり綴られていたのが特によかったです。繰り返しになりますが、有り難うございました。

返信(1)

ファンレターありがとうございます。
学校の先生には本当に、足を向けて眠れません。
それほど、不登校時代の娘は、とても難解でややこしかったし、それでも先生たちにはたくさんの手間と時間と熱量をかけて、導いていただきました。
当の娘に感謝の思いを持ってもらいたいという気持ちもありました。今は、振り返れば色々お世話になったなぁ…と言うようになりました。
まだまだ、と言うか多分、ずっと難解なままの娘ですが、成長はしているなぁと感じます。
作品読んでいただきましてありがとうございました。