「戦争について考える」を読んで考える。

[社会・思想]

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4件のファンレター

かめさん、mikaさんと「戦争について考える」というテーマで、2022年の年末に作品を投稿しました。それを受けて、改めて考えてみたいと思います。

ファンレター

ボス、するどし。

村山さん、しばしのご無沙汰でした、読ませて頂きました。
ボスの仰る通り、人との関係(保護者と子ども、大人と大人、∴ 人と人との関係=世界)の極々一場面から、凶暴な・凶悪な行動が個人から引き出されるということを描きたくて、そこに重きをおきました。

実際、保育園やフリースクールみたいな所に乱暴な感じの子がいたのですが、園では特に抑えつけられるというか、やっぱり開放されていない、パワー、エネルギーをその子から感じていました。
乱暴といっても、大人の常識的なところから外れているだけで、友達に暴力をふるうわけでもなく、ただ落ち着きがなく、大人が管理するのが大変、という。
他の、ふつうの子より、ちょっと飛び出ちゃったところがあったんですね。

その後、その子は少年院に行ったことをうちの子から聞いて、… もし幼少時に抑えつけられず、開放されていたら、と想像しました。
みんなガマンしているとはいえ、みんなよりちょっと飛び出たものを持つ子は、その抑えつけに屈折してしまうほど、強い圧迫になるんじゃないか、と…。

子どもを変えようとするのでなく、大人自身が変わっていかないと、この世界みたいなものは変わらない、という思いから書いたものでした。
ほんとにへたくそな小説を取り上げて下さって、恐縮です。
また龍太と明紋義塾中学の人たちのところ、あそびにいきます、笑。

返信(1)

かめさん、こんにちは。「『戦争について考える』を読んで考える。」を読んでいただき有り難うございます。

ボスの解釈、いけてましたかね? よかったです。
ホモ・サピエンスの大移動について話題にしましたが、これもかめさんの作品を読みながら考えていたことです。
つまりしょっぱなからかめさんの作品なしには考え付かない内容です。
作品の構成上、順番を逆にしましたが、やはり国家の動きと個人の行動とは関連します。


僕は普段、一つ一つの細胞と一人の個体(患者の体)の関連、相違について考えながら働いています。
それは国家(集団)と個人との関係に大いに似ているなあ、と思います。
癌なんて分かりやすい。もとは仲間であったはずの癌細胞が暴れる。普段は免疫システムで退治するのに、免疫システムが劣った時に癌は優勢になり、症状が出る訳です。ウイルスとの戦いもそこは同じ。治療は、特に内科的な治療は、直接対決というよりは、支援物資を送り届けているようなものです(暴論?)。副反応という痛みも伴いながら。それは食糧難、資源高騰というところでしょうか。

という話は、明紋義塾のサイエンス部に引き継ごうかな。それとも副住職さんに会話させましょうか? いや、このままミッションに……

引き続き、考え続けましょう!
よろしくお願いいたします。