イノセント・ゲーム

[ミステリー]

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 システムエンジニアの東條隆之は、法事のために実家のある千葉の田舎へ帰省していた。
 彼は謎のメールを受信し、偶然出会った飯島明日香と名乗る女性と一緒に指定された映画館へ向かう。
 そこには同じ境遇と思われる男女が集められ、「イノセント・ゲーム」と呼ばれる殺人ゲームが開始された。
 あまりの理不尽さに憤りを憶える東條だったが、すでに映画館は封鎖され、完全に閉じ込められてしまう。
 混乱の渦中、ひとりの男性が死体となって発見された……。
 
 果たして東條たちの運命は? 
 イノセントゲームの真の目的とは?
 謎が謎を呼ぶ驚愕のサバイバル・ミステリー!
 
 今、殺戮の幕が切って降ろされた……。

ファンレター

半年以上、楽しませていただきました!

鈴木さん、「イノセント・ゲーム」最終章、拝読しました。全編完結でしょうか? お疲れさまでした。
鈴木さんからの「挑戦状」をうけ精読しましたが、難しかったです!
ただおそらくギフトマンと関係があるんだろう、ということだけは……。
という終盤の気合入れも効果絶大で面白かったです。
鈴木さん渾身の作というのも納得です。


そして、東條の境遇・心境がですね、きっと作者自身の心の声に……
いや、これは僕が言うことではありません。失礼いたしました。

繰り返しになりますが、長編お疲れさまでした。
(「完結」になっていないので、もし続くなら、もちろん楽しみにしています!)

有り難うございました。

返信(1)

村山様、「イノセント・ゲーム」を最終章までお付き合いいただき、大変ありがとうございます。

自作の中では最長であり、当然ながらプロットも含めてもっとも時間と労力をかけた作品でもあります。
そのため思い入れもハンパないです。
完成した時は最高の満足度を得た記憶があるのですが、数年ぶりに改めて読み返すといろいろと粗が見えてきて赤面しました。
それなりに修正したのですが、それでも作品としてのクオリティーは決して高いとは言えないです。

それでも村山様には楽しんでもらえたようで、これ以上の喜びは無いと言っても過言ではありません。
これに満足せずに、今後もブラッシュアップしていければ……と思っています。

>そして、東條の境遇・心境がですね、きっと作者自身の心の声に……
自分もバツイチであり、そんな心情を東條に反映させてしまいました(笑)。それが作品にどう影響しているかは分かりませんが、この時はどうしても書かずにはいられなかったという思いがあり、筆を走らせたしだいです。

>「完結」になっていないので、もし続くなら、もちろん楽しみにしています!
お察しの通り、もう少しだけ続きますので、本当のラストまでお付き合いいただけると幸いです。

約半年もの間、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。