徒手空拳水面に立たず

作者 juny-1975

[現代ドラマ・社会派]

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1件のファンレター

今の世の中に折り合いがつかず、居心地の悪い思いをしている主人公達。言いたいことのほとんどを飲み込み、それでも日々を生きていかなければならない。誰かに素直に思いのたけを吐き出したい。でも何かが邪魔している。そんな主人公達と同じような人たちが少しでも気持ちが楽になるように。そんな思いで書いた小説。たくさんの人が前を向けるように。

ファンレター

色即是空

ファンレター失礼します。大変興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。中傷、いじめなど、心への攻撃は、年齢や環境に関係なく突然降りかかってきます。そのため精神的な備えが必要となりますが、多くは「諸行無常」に代表される仏教にヒントが隠されているように思います。貴作品は、経典の教えを物語として凝縮した重みがあるように感じました。主人公が「どーでもええや」を前向きにとらえ、他者と比較することのない「幸せ」をつかんでいくことを祈るばかりです。

返信(1)

ありがとうございます。
今の世の中で生きづらく感じている人たちに少しでも心が軽くなるような物語を書きたくてこのような形になりました。過去は過去、今をどう生きていくか、そして変わっていく未来に目を向けてもらいたいと思います。