偽典・蘆屋探偵事務所録

[ミステリー]

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怪異譚×ときどきミステリ。これは探偵で陰陽師の蘆屋アシェラさんと、しがない警備員の僕、成瀬川るるせが遭遇する不思議な事件の物語集だ。

ファンレター

ヨドバシ内の、フレンチトースト&カフェの店舗に、そのオムライスはあったのです。

旭山リサさん、コメントありがとうございます。

アシェラさんとオムライスの店舗で、ふわふわオムライスを食べたときのこと。おいしいのはもちろんなのですが、実はそのとき「オムライスの食べ方で育ちがわかる」という発見をしました。アシェラさん、丁寧に、ご飯粒ひとつも残さず、器用な手つきでオムライスを食べたのです。そのとき「ああ、このひとはインテリゲンチャなだけでなく、育ちのいいひとなんだな」と、知ったのでした。僕の食べ方は「グッシャァ! ガツガツガツ!」なので、違いがよくわかる(笑)。
偽典では、〈ヨドバシ〉はオムライス専門店の名前として登場しますが、本当は建っている場所も違えばオムライスのお店でもありません。それと『蝉丸~』で出てきた流通センターの元ネタに関していえば、場所はたぶん旭山さんも知っているであろう「靴流通センター」ではないので注意です(……これは流通センターを知っているひとの定番のギャグです)。この作品では、杉並と世田谷にはだいたいなんでも揃っている風に書かれていますが、設定上の都合です。

タイトルのネーミングについて。
この作品は毎回、この国の古典文学や古典芸能から題材をとっています(翻案というにはあまりに改変しすぎなのですが)。なので、元作品に敬意を払って、タイトル名をつくるのにも、気合を入れているのです。お褒めいただき光栄の限り。画面の向こう、こちら側で僕はガッツポーズをしています!

偽典も続き、そろそろアシェラさん本人に怒られるかな、と思ってはいるのですが(笑)、書いていて楽しくて。物語は、まだまだ続きます。これからもよろしくお願いします! あと、本当は旭山さんも登場人物としてもっと出したいのですが、そのときは確認を取りますね。よろしくお願いします!

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