魔術少女と呪われた魔獣 ~彼と彼女と大精霊と錆びついた古き記憶の中の英雄~
「その呪い、私が解いてみせましょう」
はーい、私は旅の魔術師のリアー!!
まぁ実はのんきなことを言ってる場合じゃないだけどね!?
なんと私は夜の森で嵐に遭ってしまって大変なことになりました。吹きすさぶ雨風に、おまけに迷子という絶体絶命な状況!!
そんな中、嵐をしのげそうな古城を見つけた私はすかさずそれに食いついた。
やったー、建物だ!!
そしてそんな古城にいたのはもふもふの獣人さん……え? 本当は人間なの? 大精霊様の怒りを買って呪いを掛けられたって?
ええ!? めちゃくちゃ貴重で面白そうな呪いの研究対象……いや、間違えました。
雨宿りもさせてもらったうえに、こんな大変な呪いに困っていると聞いたら放って置くことはできません。
私が力になりましょう!! ついでに呪いの調査も少しさせてもらいますけれども……。
んん、呪いを解くのに必要なのは「真実の愛」だと言われた? いえいえ、そんなもの曖昧で不確かなものより私の力と魔術知識で呪いの謎を解き明かしますよ。
「私の容姿を怖がらないうえに、むやみに近づいてこようとする……この子は何を考えているんだ」
いやー、どんなデータが取れるか楽しみだなー。
=これは大精霊の残した真実の愛で呪いは解けるという言葉は無視して、他の手段で呪いを解こうとする魔術師の少女が好き勝手するお話=
※残酷な描写ありは念の為です
※週1回くらいの更新予定
※他のサイトでもカクヨムなどの併載しております
ファンレター
魔術師リア(美女)とちょっとぬるい感じの野獣王子のピンぼけ会話がテンポ良い
アルフォンス様がただのもふもふ扱いです(笑)
会話文がリズミカルで楽しいお話です。
魔法要素のあるファンタジー美女と野獣、だがしかし、恋愛に発展しそうな要素が見受けられない。リアが逞しい上にズレてる。こういう子大好きですね
冒頭、視点をリア→アルフォンスと切り替えて進んでいますが、途中から完全リア視点になってます。
リアを中心に書くならアルフォンス視点は少し削って中だるみ防いだ方が読者受けはいいかもしれないとは感じました。
もしくは、規則性持たせて、視点交互を続ける方が、読みやすい(個人的意見です。ご深いでしたら、削除しますので、お申し付けください)
まだ未完ですが、続きを楽しみにしております。
返信(0)
返信はありません