台灣懶惰日記~其の貳~

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「台灣懶惰日記」第2弾です。
表紙が新しくなりましたが、内容は相変わらず、あまり役に立ちそうもないことを、だらだらと書いていくつもりです。

ファンレター

カオスな台湾

最新話、面白かったです!
ところで台湾では、作家の東山彰良さん(台湾出身)をご存知の方っているのでしょうか?
直木賞を取った『流』ですが、私はこれを読んだ時、ちょっと昔の台湾の混沌ぶりに驚き、クラクラする思いだったんですよ。ヤクザが庶民の日常のすぐ隣にいるし、現実に殺人も起こるし、鬼神とかのファンタジー要素も出てくるし。ちなみに主人公の最初の恋人の名前が「毛毛」だったのですが、これも意味があったのかな、と前回のお話を読んで思いました^^。
最近ではオードリー・タンさんなどをテレビで見ていて、「今の台湾はすごく先進的になったんだな」ぐらいに思っていたのですが、今回の三奈乃さんの記事を読ませて頂いて「あ~、やっぱり!?」とつぶやいてしまう自分がいました(笑)。台湾、行ったことがないのですが、すごく魅力的に感じます。行ったときにはディープな部分を味わいたいものです。

返信(1)

つばめさん、ありがとうございます!
東山彰良さんは、もちろん直木賞獲った時に「台湾人が直木賞!」みたいな感じで話題になって、台湾でもすぐ中国語版が出版されて、かなり売れてたみたいです。
ただ、私はまだ読んだことがないんです。つばめさん、お読みになっていかがでした? 面白かったですか。なんでも聞いた話では、戒厳令下の台湾を舞台にした、かなりハードボイルド的というか、けっこう血生臭い物語みたいですよね(ちょっと私が苦手なタイプの話なので、なかなか手が出ないんですが^^;)
作品を読んでいないので、その「毛毛」は女の子の苗字あるいは名前の一部なのか、それとも単なるあだ名なのかわからないのですが、「マオマオ」という発音は、中国語ではたぶん、響き的に愛称的と言うか、「かわいいイメージ」だと私は思います。名前の一字を取って、それを二回繰り返して愛称化するっていうのは中華世界あるあるなんです。例えば、つばめさんの「つばめ」を漢字にすると「燕」(イェン)となりますが、もしつばめさんが台湾人だったら、家族とか親しい人の間で愛称的に「燕燕」(イェンイェン)と呼ばれたりする可能性があります(笑)←すごく可愛いイメージですよ^^
台湾、ディープなところはすごくディープで、そうした民俗的な雰囲気濃厚なものが、すごく進んだ現代性とハイテクの「すぐ隣」に、平気で同居しているようなところがあります。つくづく、不思議な国だと思います。
この「思い出したようにぼつぼつ続く日記」、またよろしくお願いします~(^^)/