押しかけ女房

作者 桐乃桐子

[恋愛・ラブコメ]

46

4,070

6件のファンレター

「あのとき助けていただいた恩返しに来ました」
三者三様の落とし前のつけ方。

ファンレター

とっても楽しい!

とっても楽しかったです!
冒頭から、一つのパターンの変奏が三回繰り返されるわけですが、軽快なセリフの妙も相まって、だんだんおかしくてたまらなくなってきます。
三者三様のキャラもしっかり立っていて、それぞれかわいく魅力的ですね!
特に、純情一途で任侠的な雰囲気もある銀さんが、すっごくいい味を出していると思いました。(もう思いを遂げさせてあげて!と読みながらつい心の中で叫んでしまいました…^^;)
登場人物たちと適度な距離を取る「語り」で淡々と描かれる破壊的なコメディーの世界。桐乃さんのコメディーの腕に存分に振り回される快感を味わいました。
どこかアナーキーの感じのするラストもいいですね!みんな幸せならそれでOK!でも、銀さんが何をして大金を得ているのかはすごく気になりますが……。
物語を読む楽しさを堪能いたしました(*^^*)

返信(1)

南ノさん、お読みくださりありがとうございます!
そういっていただけてうれしいです(〃ω〃)
こういう、お約束といいますか、「来るぞ来るぞ」という暗黙の了解みたいなパターンが好きで、ここぞとばかりに三度も使ってしまいました(笑)
キャラたちを誉めていただいて光栄です! もし文字数の制約がなかったら、たぶん銀は暴走してオスの本懐を遂げていたのではないかと思います(^^;)
ずいぶん前に読んだ光原百合さんの『時計を忘れて森へ行こう』という小説のなかで、たしか一匹狼みたいな登場人物がいて、彼を評する際に
「狼は警戒心が強いけれど、一度懐に入れた相手(家族など)はとことん大切にする」
というようなくだりがあり、それがとても印象に残っています。銀もそういうイメージで書きました。現実のニホンオオカミはすでに絶滅してしまっているようなのですが……。

突っ込みどころ満載のハチャメチャ設定なお話に、たくさんのうれしいお言葉をいただきありがとうございます(*´ω`*)
ほんとに……銀はどうやって稼いでいるのでしょうね……(遠い目)

先日のコメントへのご返信で、細やかなお心遣いをいただきありがとうございます。
そうなんです、実はわたしも電話を切るタイミングがうまく掴めず、そわそわしてしまうタイプです(苦笑)
こちらこそ、南ノさんのご負担になりませんよう、サラッと読み流していただけましたら幸いです。ありがとうございます(*^^*)