ケモノガハラ

[学園・青春]

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23歳、越智という男は精神科に入院する。入院の経験は、越智にとって忘れられない、悪い意味だけでなく、複雑な気持ちでの〈想い出〉となり、越智はそれを小説に記そうとする。これは、その感情の軌跡を描いた青春小説である。

ファンレター

タイトルに魅かれて

ファンレター失礼します。
第1話から、まず次をクリックさせてしまう文章力に驚きました。前半は精神科病院・病棟の紹介的なところだと思いますが、それでも主人公のことを小出しにしつつの構成に押されます。そしてまさに中盤、村松Jr.の登場で一気に場が盛り上がりました。主人公の最終的な行動は、もう、そうするしかないし、納得です。

あなたがケモノを出すのは、果たして何時だ?

面白かったです。有り難うございました。

返信(1)

村山健壱さん、お読みいただき、こちらこそ、ありがとうございました!!
作者の僕にとっては、生きているうちに絶対に書き残しておきたい小説でした。構成も、数ヶ月じっくりかけて練りました。なので、構成に注目していただけたのは、練った甲斐があったと嬉しくなりました。
主人公の最終的な行動、ある種〈理性〉的に、そうなったのは、この作品の登場人物は、ほぼ〈非理性的〉であったり幼稚さがあるから、それを〈逆照射〉出来れば良いのではないか、という意図があります。
なので、それらを言い当てる村山さんの読解力、凄いな、と思った次第です!
これからもよろしくお願いします!!