あなたへの贈り物

作者 古森 遊

[その他]

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ある冬の夜、フランソワとミシェルの幼い姉妹は、王宮を抜け出しました。
先に旅立った母を追いかけ、目指すは『ジャーンの大魔法』が満ちると言う異国の地。
姉妹は無事にたどり着く事が出来るのでしょうか?

小説家になろうの冬童話(テーマ おくりもの)に投稿したお話です。
※前書き部分と後書き部分は、小説家になろう版とは異なっています。

ファンレター

か、解説を……求む?

 大魔法「ジャーン」と見た時から、これは古森さんのことですから(いや、ほら、『古の森の黒ドラちゃん』もそういうキライがあると思うのです。残念ながらフォンレターは使えないみたいですが、はい)……きっと「ジャーン」という言葉は何らかの洒落なんだろうなと思っていたのです。
 そもそも「ジャーン」って、「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」(古い!)ですし、そう、大魔法と縁がある言葉ですし……(笑)。
 なんて、そんなことを思っていたのにまさかまさかのラストで笑いました。「そういうことじゃーん!」

 実は、今年の干支でポカンとしましたが(牛)、時期的に考えると鼠ということですよね?
 そう思うと船にこっそり入れるのも、積み荷の食料を齧りながらやり過ごせたのも、するっとまるっと納得できます。(違っていたら恥ずかしい)
 そして前半が、悲運の王女ふたりの挑む試練の物語なのかと思わせる真面目さだったのにも関わらず、ラストで見事にひっくり返されてしまうところ、お見事でした!

 季節性の物語ですので、最終行に「2020年の物語です」とあると、未来の読者に向けては優しいかな、と、思います。
 言葉が通じない国に降り立ったふたりですので、「ラッキー、マジ可愛い♪今年の干支じゃーん!」の部分に、もう少し理屈の通った説明があると良いかな、と、思います!

返信(5)

圭さま、フォンレターありがとうございます!
ジャーンという響きだけで、これがギャグテイストだと見破ったのは圭さまが初めてですよ!恐るべき慧眼。
ラストへの落差のために、前半はかなりシリアスタッチを意識しました。悲運の王女たちならぬ悲運の王チュたちw
彼女らの正体を読者に気づかれないように、
ウキキ( *´艸)ミンナヒッカカレー♪
と、それこそ呪文を唱えながら楽しく書いた作品です。
ご指摘の、西暦表示ですが、一昨日1話目に西暦の補足入れてます。私の力ではあれが限界かな~?と。一応、さっき圭さまのご指摘を読んでから、修正を試みたのですが、さじ加減が難しくて諦めました、すみません。
ちなみに、ジャーンの国に着いた時点では、姉妹には『ジャーン』しか聞き取れていません。その後、だいぶこの国の言葉も覚えたようですが……(←さりげなく続編へ誘導する奴)
しかし、こんなふざけた作品に、こんなに真面目に向き合っていただけるとは、ひたすら恐縮です!
何だよ、ジャーンて?ふざけんなよ、ジャーンて!?と、下手すりゃ胸ぐら掴まれる系の話だとおもっていたので。
フランソワとミシェルは、今年ようやく親切なおじいさんと出会い、多分来年は母親と会える予定ですw
慧眼な圭さまにも楽しんでいただけるよう、姉妹と一緒にがんばります( ゚Д゚)ゞ
圭さま、追記でございます。
本編ラストに傍点追加しました。
こ、これで、何とか!(。>д<)
おはようございます!

いや、失礼しました。
西暦に関してはたぶん、1話目を見逃したんです、もしかしたら自分が?!(滝汗

続編、気付いております。
い・つ、よ・も・う・か・な! と、タイミングを計ってニヤニヤしておりまする。(意地悪い)

そうか、続編・続編と続いていくお話だったのですね。お母さんの行方も気になっているところでしたので、今後の展開を聞けて一安心です。ちゃんと再会できますように!
圭さま、多分、次回(一年後)の更新で姉妹は母に会える……か、会えそうになるかw
そんな感じのユルい設定を予定しております。
ゆっくりお付き合いくださいませ☆
待ちます!!