おねショート~Refrain~

某サイトの『日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト』参加作品で、『おねショート』のリライト作品です。
〈あらすじ〉
アナログなブラウン管式電脳世界で孤高の戦いを繰り広げているナズナ。アバターは青い園児服を着た幼稚園児。男子だ。ナズナは戦っているうちに、自分が〈監視対象〉だと知る。無心。空即是色。この世のすべては空である。感じろ。感じるんだ、この〈気味の悪さ〉を。押し殺せ、〈自分〉の〈心〉を! 殺した先に〈解放〉が待っている! ナズナがそう念じたとき、〈世界の終わりまで七日間〉の世界が口を広げた……。

ファンレター

七日後に滅ぶ世界

世界の終わりが七日間、ナズナ君と解剖狂のマッド野郎は相当な識者。脳漿が飛び散るシーンとか結構グロいですね。
のりおねえちゃんが実はマッド野郎と同じなんて。そして園児姿なんて。ナズナ君と主義、思考がおなじなのか。
世界が終わるから電脳世界で遊んでるのかな。それとも終わるのは現実世界?いろいろ余韻を残すものがたりです。

返信(1)

感想、ありがとうございます!! この作品は、サイバーパンクっていう、SFのジャンルに、僕の性癖をぶち込んだ作品になっています。僕の他の作品とだいぶ、書き方が違うので戸惑われたかもしれません。世界終末物というお題だったのですが、僕はSFっていうとサイバーパンクをずっと読んで来たひとなので、こうなってしまったのです。謎は謎のまま残すのも、それもまた流儀!! なのです。