私鉄沿線の本屋の佐々山さんのこと
僕はずっと前、都内の私鉄沿線の本屋で働いていた。そこで僕は、〈なんでも知ってる系お姉さん〉の佐々山さんと出会う。
ファンレター
るるせさま、初めまして
「この小説、好き」と思い衝動的にファンレターを書いています。書いたことと書かなかったことの取捨選択が絶妙だと感じました。
切ない青春の思い出が懐かしさに変わっている時の流れ、主人公が昔の自分に向ける慈しみのような眼差し、詳細には書かれていないのに幾重もの機微がそこはかとなく伝わってきます。テンポがいいせいか、読んでいる間、微かに音楽が流れているような感覚に。素敵な小説でした!
返信(1)
ありがとうございます、丁寧にお読みいただけたのがわかり、とても嬉しいです。「書いたことと書かなかったことの取捨選択」、だいぶ削ってシェイプアップをしたのですが、「削りたくないけど1000文字程度だと入らない!」というものは、書いてはいないけれども伝わるように、さりげなく、「言葉を忍ばせて」います。絶妙と言っていただき、感謝です!!