海の民の子供たち ─輝く星の下に生まれし双子─

作者 時野みゆ

[歴史]

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 勇利と梨華は八歳の双子。勝気で武術に秀でた妹の梨華に比べ、兄の勇利は頭はいいが、ちょっと気弱。
 母の阿梨は長として父の勇駿と共に水軍を率いている。
 今回の水軍の仕事は海を越え、花嫁を送り届けること。だが、補給に寄った港で花嫁を巡る陰謀が!
 幼い勇利と梨華もまた謀略に巻きこまれていく……。

 海の民シリーズ第2弾。阿梨と勇駿+双子の兄妹が繰り広げる、愛と笑いとちょっぴり涙の水軍ファミリー活劇!
 「海の民の娘」の続編となりますが、こちらから先にお読みいただいても大丈夫です。

 表紙イラストは「海の民の娘」に続き、月島成生(つきしまなるき)さんが描いてくださいました(現在ノベルデイズで古代ローマを舞台にした「背徳者」公開中です)
 やんちゃな双子がとてもラブリー(^^♪ ありがとうございました!

 表紙以外のイラストはフリー素材からお借りしています。著作権の問題等があった場合、すみやかに削除させていただきます。

ファンレター

賑やかで楽しいオープニングにわくわくします

子供たちの稽古のシーンから始まり、阿梨さんと勇駿さんの語らい、孫を持つおじいさんになった勇仁さんのシーンなど、変化に富んで躍動的なカットが続くオープニングに、とても楽しませていただきました。さりげない背景描写の向こうに、常に海と海辺の町が見えているのが、個人的に大好きな第1章です。
梨華ちゃんと勇利くんも子供ながら個性が際立っていて、二人のやり取りは掛け合いのようでもありつつ、とても和ませてくれます。
そこに現れる特別な荷と新たな敵――先を知ってはいるのですが、やはり何度拝読しても、わくわくさせていただいております。

また、引き続き拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます!
「銀の月~」は暗い話ですが、当時書きたかったテーマを詰め込んでいたので、あのようなコメントを頂けると本当に嬉しく、次も何か書きたいという原動力を頂けます。

しかし時野さん、スランプに入られているとのことで、ファンとしてはとても心配です、、、
自粛ムードもなかなか晴れませんし、それに関連して色々問題も起きており、どうしても気分が塞ぎがちになりますよね……
私も先日、自粛やコロナ対策への考え方の違いを巡って、親しい友人と初めて口論するという経験を致しました(-_-;) 自分を含め、実はお互いかなり鬱屈していたんだと悟った瞬間でした、、、
ストレスは心身共にダメージになると思いますし、どうか時野さんも無理をされず、今は何よりご自身を気遣っていただければ、嬉しく思います、、、
エッセイも、ありがたく拝読しております。行き詰まった気持ちを抱えているのが自分だけでないとわかるだけでも随分助けられるのだと、読んでいて感じました。

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