愛情の記憶
10/9 現在加筆修正にて更新中、六話まで修正完了です。
私の名はパトリック・シュロムクルツ。完全な人の形をしたヴァンパイア。ご推察の通り、鮮血を嗜む。そんな私にとって、人は庭の花に同じ。ただそこに在り、こちらに干渉せず、散りゆく存在。
いつものように外食に出かけ、路地裏で見つけた独りの人。彼も他と同じ花。そう思ったのに___。
雨の中、傘もささずに立ち尽くすその人は、疑うことを知らぬ瞳で、私に想定外を突きつけた。
「その表情は、何を意味しますか？」
彼の名はエイト・フェザーハント。記憶の旅人。
感情の記憶が一日しかもたないという特殊性を持っていた。
不意に触れた彼の切なる願いゆえに、私はこの手を伸ばせない。あなたの願いは、あまりに……。
その願いを私が叶えることは出来ません。
けれど、貴方の幸せを願いましょう。
性別も種別も超えて、貴方だからこそ。
ファンレター
今尾さん、お久しぶりです！お元気でいらっしゃいましたか？
お手紙を拝読し、またも感動で心がホカホカしております！！お話の前半の雰囲気から「また暗い物語を書いてしまったな・・」と反省してたのですが、「癒された」とのお言葉を聞きそれがひっくり返り、素直に「書いてよかった（ ;▽; ）」と思えました。
これまでいただいたファンレターでも同じように勇気づけられ励ましていただいているので、その結晶として「愛情の記憶」があるのだと思います。おかげさまですっ本当にありがとうございます！私の中でも今後のふたりは幸せな世界を生きているので、さらに今尾さんが願ってくださるのなら、ふたりはきっともっと美しい世界を満喫できるはずです。
なんと！イラストもお楽しみくださったのですね♪尊敬なんてそんなそんな・・・今尾さんにはありがとうを100回言っても足りないです！！
ささやかながらお礼をさせていただきたいので、感謝イラストを１７日めどにお届けしますね。なるべく他の方の目につかないようイラストデイズの端のほうへ投稿できればと考えていますっ。完成しましたらこちらにご報告しますが、１７日夕方以降にイラストデイズを覗いていただけると嬉しいです（「美しい世界」の３枚目あたりへ）。お手数になり申し訳ないです。
それでは、あらためましていつもありがとうございます！長々と書いてしまいましたがお読みくださり大感謝です。今尾さんにとって喜ばしいことがたくさん起きますように！
返信（0）
返信はありません