現代空手についての考察(初級〜中級者向け)

[日記・個人ブログ]

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3件のファンレター

剛柔流の道場に15年間通い、指導員も務めた筆者が、現代空手についての様々な疑問を投げかけてみます。

例えば、今や空手家の主武器と言っても過言ではない「回し蹴り」が、なぜ「型」には一切出てこないのか?
「言われてみれば変だな」と思いませんか?

そうした初歩的な謎について追及していきたいと思います。

また、筆者が体験したことで特に印象的だったことも書いていきます。

ファンレター

初めまして!

初めまして!ランキングでお見かけして、気になって読み始めたら止まらず、一気読みになってしまいました。とても面白く、拝読させて頂きました、ありがとうございます。
私も学生時代にほんの少しだけ空手を習っていたことがあるのですが、筆者様がおっしゃる初級者にも至る前に辞めてしまった者でもあります。道場も、師範がボランティアで子供たちに無料で教えて、それに賛同したいろんな流派の先生が集まって指導をしているようなところでした。おかげで広く色々な技などを見ることができた気はしますが、深く考える機会にもならなかったなぁと、拝読しながら思っておりました。
「押忍」の意味も「気合を出せ」と言われるのも、そんなものだろうと思って考えたこともなかったので、目から鱗のような状態でした。
確かに「空手」なのに、試合だと足技の方が多用されているな、とかも。
昔のことを懐かしく思い返しながらも、新しく物事を考える機会に巡り合えて、とても嬉しく思います。
また、続きも楽しみにお待ちしております!

返信(1)

こちらこそはじめまして。コメントありがとうございます。参考にしていただけて嬉しいです。
空手道場も営利団体である以上は利益を追求しなければなりませんから、武術の本質を追求しなくなってしまうのも仕方のないことなのかもしれません。
そういった意味では、ボランティアで集まった人たちの方が本質に近づきやすいのかもしれませんね。