酒井七馬と手塚治虫

[歴史]

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4件のファンレター

 昭和二十年。終戦直後の日本、大阪。
 大阪大空襲の焼け跡も生々しいその場所に、一人の漫画家が立っていた。
 酒井七馬。
 戦前の大阪漫画界で活躍していたその男は、敗戦のショックに打ちひしがれていた日本人を見て決意する。
 自分の漫画を用いて、そしていずれはディズニーにも劣らないアニメーションを作って、人々を笑顔にしてみせる。
 七馬は大阪で活動を開始する。
 漫画を描き、雑誌を作り、後進を育て――
 そんな七馬の前にひとりの青年が登場した。

「僕の描いた漫画を読んでほしいと思って、ここまで来たんです。僕、手塚といいます」

 それは日本漫画史に残る巨人、『漫画の神様』手塚治虫の若き日の姿であった。



(この物語は、史実をもとにしたフィクションです)

ファンレター

突然ですが、お願いです

こんにちは。先日の「骨太」コンテスト、お疲れ様でした!
せっかくのコンテストでしたが、その後あまり書評めいたものが出回ることもなく、早くも忘れかかっている(?)と感じましたもので、僭越ながら私が須崎さんの受賞作と、他の佳作の皆さんの作品の感想を書いたものをまとめてみようかなと思い立ちました。可能でしたら、掲載の許可を頂けると幸いです。
https://novel.daysneo.com/works/b6d9b6cc50e31da35a0c750ad8801dca.html

許可して頂けるようでしたら、全力で応援文、宣伝文を書かせて頂きます(マイナス面は書かないつもりです)。何らかの形でメッセージを頂ければと思います。
ただ過去のコンテストでは受賞者の方が中傷されてしまったこともあるそうで、絶対にご迷惑をおかけしないとまでは言えず(炎上しそうだったら丸ごと削除するつもりですが)、気乗りしないようでしたら不許可で結構です。ご連絡がなければ、何も書かないことにします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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