ファンレター
未知の世界に想いを馳せながら…
美しい絵画をみるように、この詩を読ませて頂きました。柔らかな色彩が目に浮かぶようでした。トゥーロンの港はどんな所なのだろうと、未知の世界に想いを馳せました。60年の長い歳月を経てやって来た、ボトルメールのような絵画。ブラスコ·メントールという画家は一体どんな画家だったのでしょうか。私も想像が膨らみ、ワクワクして来ました。今の暗くて先の見えないご時世だからこそ、こんな風に楽しいゆとりが私達には必要なのだろうと思いました。遥か彼方より届いた、夢が沢山詰まった漂着物…余韻が何とも美しい詩でした。
返信(1)
ありがとうございました。いつも心のこもったコメント、とても嬉しいです。絵画を所有するということは一般の商品を買うということとは本質的に違うと思います。値段は関係ないと思います。ある意味その画家の存在そのものを受け入れるということだと思います。それは結構重いものかもしれません。どの作品にもそれを描いた人間の様々な想い、無念さや怨念のようなものも塗り込められているかもしれません。どんなにデジタル化しても人間の本質は変わらない。ひとつひとつの絵にはそれを描いた人間の生きざまがタイムカプセルのように保存されているような気がします。