It's a small world
【メインキャラクター】
•山本真琴(やまもとまこと)
高校3年生。叔父貴大の経営するバーLampo(ランポ)に定期的に通う高校生。医学部進学を目指して受験勉強をしている。
•佐川遊(さがわゆう)
美大2年 バーLampo(ランポ)でアルバイトとして働く。人を寄せ付けないクールな雰囲気をもっているけれど優しさも隠し持っている。
•高木陸(たかぎりく)
真琴の幼馴染で同級生。真琴に想いを寄せている。
•雫(しずく)
女優の卵。美大のデッサンの授業で、ヌードモデルとして出会って以来、野良猫のように遊に懐く。不思議ちゃんなところあり。
•山本貴大(やまもとたかひろ)
40歳 真琴の叔父でLampoのオーナー。少年みたいな雰囲気をもつ。小さな頃から真琴の心の拠り所。
【あらすじ】
山本真琴は高校3年生、さらには受験生なのに、叔父貴大が経営しているバー『Lampo 』に暇をみつけて通っている。そこで働く佐川遊が気になって仕方ない。
遊は客あしらいは上手いけれど淡々といて、どこか人を寄せつけない雰囲気があった。真琴は彼のことが知りたくてならない。一方遊はそんな真琴に対して苦手意識があるから、一定の距離をもって接してくるけれど……。
少しづつちかづいていく距離。それはふたりが囚われている小さな世界から、外の世界へと羽ばたくための1歩。
もがきながら成長していく真琴と遊のストーリー。
お友達が描いてくれたイラストからインスパイアされて描いた青春小説です。
ファンレター
ヒロインの真琴の気持ちははっきりと遊さんに向かっているけれど、幼稚園時代から家族のようにあまりにも自然に隣で支えてくれた幼馴染。
失うのも関係を変えるのも、痛みを感じてしまう……。
遊さんへの気持ちを貫くには、たまごの殻のような自分の世界を壊さなければいけないのかもしれません……
真琴ちゃん、がんばって、と祈るような気持ちで応援しています。
返信(1)
素敵な表現にじわん。たまごの殻のなかにいるような真琴は、殻をやぶらないと外の世界に踏み出せない。まさにそれがタイトルに込められたテーマでもあります; ~ ;
応援ありがとう!!!