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「彼女の忘れたい友達」とは。

どんなに仲の良い友だちでも、進学先が変われば自ずと距離ができてくる、というのは実際ありますよね。そして「朱に交われば赤くなる」ということわざがあるように、良くも悪くも周囲の環境に染まっていってしまうことも。

しおむすびさんは、こういう等身大の、だれしもが大なり小なり身に覚えのあるような思い出を抽出して描くのがとてもお上手ですよね(*´-`)
「一度そっとふたをしたものを、本当ならわざわざ開けたくない。」という一文、なんだかすごくわかる気がする、と共感を覚えました。

そして今回のタイトル、作中にも出てきますが、この視点はちょっと「おお」と思いました。
今の季節にぴったりなお話で、ラストの一行がすてきです。

返信(1)

桐乃様

お読みくださりありがとうございます。
今回の課題文学賞のお題、明るくて心がほかほかするようなお話を書けたらなぁ〜と思うのに、思い浮かぶのは「忘れたい過去を知る友人」という方向ばかりです。
最初から最後までモヤモヤして終わってしまったようで、自分で読んでもなんだかなぁです。それを桜で誤魔化すという…。
そんな作品にもったいないお言葉をありがとうございます( ; ; )
地元ってある意味、忘れたいことだらけですよね…。
忘れたくない大切な思い出のお話を書きたいです〜。。。