三色旗と私

[歴史]

305

88,486

63件のファンレター

 江戸時代の長崎における、オランダ人と丸山遊女のラブストーリー。
 プッチーニのオペラ『蝶々夫人』から着想したものですが、物語は史実に基づいて構成しました。ナポレオン時代、日本ではフェートン号事件が起こります。出島という小さな土地に生きた人々。その思いを追体験して頂ければ幸いです。

(主要参考文献)
片桐一男『出島 異文化交流の舞台』集英社
    『江戸時代の通訳官』吉川弘文館
羽田 正『興亡の世界史 東インド会社とアジアの海』講談社
永積 昭『オランダ東インド会社』講談社
石山滋夫『評伝 高島秋帆』葦書房
宮本由紀子「丸山遊女の生活」『駒沢史学』
斎藤阿具『ヅーフ日本回想録』雄松堂

ファンレター

読み切りました!

外で読むと感極まってしまうので、途中からは自室に限って読み続けたために時間がかかってしまいました。感動などという言葉だけで括れない奥深いものを感じました。
恐る恐る自作を登録した小説サイトで、こんな大作に出会えるなんて想像もしませんでした。書籍として出版されたら購入して書棚に並べます。
先にも書きましたが、数日前に自作と同じくらいの400位前後にいらして、何故この作品が?と興味を持ったことが出会ったきっかけでしたが、それも遇い難い有り難い縁だったと今は感じています。その後はあれよあれよという間に頂点まで行かれ、今は3位に落ち着いていらっしゃるようですね。(私の方はまた400番台に戻ってしまいましたw)
今はコンテストの関係で直せないと思いますし、よちよち歩きの私が言うのも釈迦に説法ですが、細かい点で気になったことはあります。例えば、難しい単語や熟語にはルビを振った方がハードルが下がるかな? とか。一人称の「僕」が途中で別人格に切り替わる部分は、例えば漢字とひらがなとカタカナに表記を変えることでわかりやすく出来るかな? など……二度目のファンレターに免じて失礼をお許しください。
でもそんな些細なことは、この作品を書き上げられた情熱と圧倒的な世界観の前では霞んでしまいます。とにかく素晴らしかった!

返信(0)

返信はありません