フレイグラント・オーキッズ!~香蘭の乙女たち~

[学園・青春]

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40件のファンレター

時は昭和十一年春、所は横浜の名門基督教女学校――香蘭女学校。
一年生の春野こず枝は、五年生の小野寺房子さまが級友の林鏡華さんと〈エス〉の関係――つまり、〈姉妹〉の契りを結ぼうとする現場を目撃してしまう……。
フレイグラント・オーキッズ(Fragrant Orchids)――香り高き蘭の乙女たちの物語。

※〈エス〉というのは、〈シスター(Sister)〉の頭文字で、戦前の女学校風俗の一つです。
※表紙イラスト及び登場人物のキャラクター画像は、あままつ様のフリーアイコンを使用させていただきました。

ファンレター

24,25話読みました

かっこいい、痺れるようなアクションシーン。静かだけど緊張感がビンビン伝わって来ます。ああ、上手くいくのか、それとも逆転されるのか、ドキドキ。跳んだり跳ねたりしなくても、筆力でこれほどの臨場感が出せるのだなあ、と感嘆のため息です。25話は、このアクションシーンを書かれる時にどれほどの知識とこだわりがあったかがわかって、なるほどとうなずくことしきり。なるほどなあ、勉強になりました! ここからどうなっていくのでしょう~~。

返信(1)

不二原さん、過分なお褒めのお言葉、ありがとうございます‼…アクションシーンーー文字で「動き」を表現するって本当に難しいですよね。内容的にはまだまだですが、曲りなりにもこのシーンが書けて、正直ほっとしました^^;…不二原さんは、このノベルデイズで私が出会った数少ない「アクション」の書き手で、私も不二原さんの作品から学ばせていただいております。日本式のアクションというのは、黒澤明の「用心棒」に代表されるように、二人が対峙したかと思うと、抜き打ち一閃で勝負が決まってしまうパターンが多いような気がするのですが、その点中華アクションは、派手で華麗な(しかも、かなりアクロバット的な)打ち合いが延々と続くところに特徴があるようで、また機会があったら、そういう複雑なアクションにも挑戦してみたいなあと思っているのですが、何分力不足で…^^;いつも応援して下さって、本当に感謝です!今後ともよろしくお願い致します。