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読み始めたら止まりませんでした

タイトルに惹かれて、用事の合間に一話だけでも、と軽い気持ちで読み始めて、あれよあれよという間に最後まで一気に読み通してしまいました。満ち欠けする〈月〉も、箱庭のような世界も、魔術師という存在もとても印象的で素敵です。ラスト近く、「彼」が「彼」らしからぬ行動に出てからのシーン、筆致は依然として穏やかなのに各人の想いが怒濤のごとく胸に迫ってくるのが、もう堪らなかったです。この物語が読めて良かったです!

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