24時50分 海と月

作者 SARTRE6107

[現代ドラマ・社会派]

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2件のファンレター

誰かのモノローグ参加作品。

ファンレター

頑張れ! と応援したくなる。

 仕事を辞めるのはかなりの勇気です。
 かくいう自分は「辞めたい」と思って早ウン年、同じ会社に無理やりしがみついています。そろそろ化石に、いや、もう化石になってしまっているのかもしれません。

 この主人公は、しかし、次の就職先(あるいは次にすべきこと)が決まっていないあやふやな状態なのでしょう。
 「調理前に塩を振られた魚」という前半の表現が印象深いです。
 その表現が「焼かれるだけ」=「次がない」ことを巧みに表していると感じます。

 「尖った月も、湿ってしまえば形があやふやになる」以降は主人公の、自らを慰める様子と心情が強く滲みます。
 「次はある!」
 と、読みながらそう言ってあげたい気持ちになりました。
 頑張れ!

返信(1)

皐月原 圭さま。ファンレターをありがとうございます。

短い中に物語詰め込み過ぎたかな?と思いましたが、テーマが伝わっているのなら良かったです。