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tanutanuさんのお話は、鏡像界段階と去勢の話に置き換えられます!
tanutanuさん、コメントありがとうございます。tanutanuさんのおっしゃるのは、ジャック・ラカンが言うところの『鏡像界段階』から「想像界・象徴界・現実界」に段階を経るはずが、そうならなかった話と置き換えられます(「去勢失敗」と言います)。鏡像界の話ってのはどんなのかというと、「鏡に映る自己の姿を見ることにより、自分の身体を認識し、自己を同定していく。この鏡とは、まぎれもなく他者のことでもある。つまり、人は、他者を鏡にすることにより、他者の中に自己像を見出す(この自己像が「自我」となる)」って話です。これに、失敗してしまうんですね。自己像の焦点が結び付かないということで、tanutanuさんの言う「現実との境がわからなくなる、みたいな状況」になるというわけです。
本文ではR.D.レインの話をしていて、ラカンとはちょっと違うのですけどね。でも、だいたいそんな感じです。「ごっこ遊び」の段階をうまく経ることができないと、「こじらせてしまう」という考え方で、tanutanuさんの見解は、僕が本文で言っていることと合っています! おーけいです!!
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