蝋色の花 混沌の惑星 外伝

[SF]

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ティエラ教義学師のサカリアスとバシリオは、精神的に感応し合い共鳴状態にある伴侶であり、二人で一つのティエラ・ゲレロの称号を戴いている。
旅の途中で二人は野獣に襲われる隊商を助ける。隊商が運ぶ荷の中には、依存性の低い麻薬成分を含む「カレンドゥラ」という植物が含まれていた。
裏にカレンドゥラの栽培と販売を行う先住民組織ヘルミナシオンの利権を奪おうとする、都市人犯罪組織ソムフェールの暗躍があるのではないかと二人は疑う。
隊商の一員に元ヘルミナシオンの若手幹部、ウィルフレドがいた。ウィルフレドとヘルミナシオンの現首領トリスタンの間にある、愛憎に満ちた過去を解きほぐしながら、二人は事件の解決に当たる。

ファンレター

これを書かずにいられましょうか! あ、甘いっ。

 もう、冒頭からバシリオが全開(笑)まあ、4年も待たされたのだから仕方ありませんが(笑)、ルカスの世話焼き婆さんぶり(ルカス男性だったよね?)が微笑ましい。(笑)
 けっこう激しくあま〜いシーンなのに、この作者の筆にかかると格調高く気品を感じるから不思議。怠惰な連休に刺激をありがとうございました!

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